質問も答えも読むだけ?!

今週の平井事典は「総理会見」

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政治部に来る前、外信部のワシントン支局勤務だった時のG7サミット取材で、日本の総理の会見に出たら、質問も答弁もどちらも読むだけだったので、なんじゃこりゃと驚いた。

政治部の記者に「各社聞きたいことはカブるので、事前に調整して幹事がまとめて聞く」と説明され、なるほどリーズナブルだが実につまらんな、と思い、それ以降総理会見にはほとんど行ってない。

プロの記者からすれば素人が頓珍漢な質問を長々として、聞くべき質問ができなかったら困る、という気持ちはわかる。でも自由質問まで事前に決まっているなら、記者会見する必要はない。スピーチで十分。

アメリカ大統領の会見は・・・?

ただ米国はちゃんとやっているかというと、実は大統領の会見は少ないし、時間も長くない。何より日本と違って議会で野党の質問に答えることも全然ない。日本の首相の方がはるかに国民の疑問には答えていると思う。

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【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】