東京・原宿に「りぼん」期間限定店舗オープン

東京・原宿に3月6日からオープンしたことし創刊65周年を迎える少女漫画雑誌「りぼん」のポップアップストア。
りぼんには「ちびまる子ちゃん」「ママレードボーイ」「姫ちゃんのりぼん」などアニメ化もされた人気作品が数多く連載されていた。

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店内ではりぼんの表紙の一部になれるフォトブースに、マスコットキャラクターりぼんちゃんのグッズや、少女漫画らしい「擬音」をモチーフにしたユニークなマグカップなどのグッズもあり、漫画好きの心をくすぐる。

りぼんで好きな漫画「ちびまる子ちゃん」の女性客:
「ずっとりぼんが好きでまるちゃんが好きなんですけど、りぼんちゃんもすごい好きで、この刺繍がのぞいたらかわいいじゃないですか。」

りぼんで好きな漫画「CRASH!」の女性客:
「乙女の気持ちを思い出されてくれるというか面白いなと。小学生の頃にかなり読んでいていて6年生ぐらいまではずっと読み続けていました。」

表紙体験ができるフォトブース

発行部数はピーク時の10分の1以下に

2階にある書店では、編集部やインフルエンサーおすすめの作品も展示。その場で購入も。80年代後半から90年代にかけて「黄金期」と呼ばれ、1994年2月号では255万部を誇った「りぼん」は、少子化の流れとともに次第に部数を落とし、現在は15万部ほどと10分の1以下に落ちている

りぼん 相田聡一編集長:
「確かに読者の世代の方々の興味は広くなっていて漫画だけ好きになっていただける現状ではないのは確かなんですけども 今でもりぼんは元気ですよと」

挑戦的な作品も…かつての読者に手にしてもらう狙い

SNSや動画配信など様々なコンテンツがあふれるなか、そこに埋もれない挑戦的な作品も生み出し続けているりぼん。ジェンダーや犯罪被害を扱った「さよならミニスカート」は、小学5、6年生のみならず幅広い年代や男性からの支持も集めているという。今回の店でこうした作品を紹介し、かつての読者にももう一度「りぼん」を手にとるきっかけにするのが狙い。

りぼん 相田聡一編集長:
黄金期のりぼんと今のりぼんに大きな違いはないと思っている。読んでいただければ当時のりぼんと同じようにときめいてもらったり、女の子の生き方に影響を与えられるようなもの作れている自負はある」

2年前から再び読み始めた女性客(22):
「今連載している『古屋先生は杏ちゃんのモノ』という漫画が好き。恋愛の漫画だけどラブコメでテンポよく面白く見れるので。今読んでも結構昔と変わらず楽しく読めている。」

乙女の心を再び掴むことはできるのか。「りぼん」の挑戦は続く。

内田嶺衣奈キャスター:
私もマンガ好きなんですが、マンガ好きな人多いですよね?

デロイトトーマツグループCSO 松江英夫コメンテーター:
マンガが面白いのは世代を超えてつながっていく共通言語になるというところ。大人の世代も小さい世代も一緒に楽しめる。ビジネスからしても、最近紙媒体は減っているが、電子媒体は増えている。イベントやグッズなど一緒に世代を超えて楽しめる、ここにビジネスの広がりがあると思う。

内田キャスター:
以前りぼんのイベントを取材したことがある。昔読んでいたマンガに触れたときの高揚感と言うのが大きくて驚いた。来ていたあらゆる年齢層の方たちがマンガに触れて笑顔になっている姿を見てまさに名作は世代を超えるんだなと感じたことを思い出した。

(「Live News α」3月6日放送分)