東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得した高松市出身の宇山賢選手が、オリンピック後、初めて地元に凱旋しました。大忙しの1日に密着しました。

午前8時半、JR高松駅前に登場した宇山賢選手。大忙しの1日は、「ゴールドポスト」のお披露目から始まりました。

(除幕式)
「3・2・1、どうぞー!」

この「ゴールドポスト」プロジェクトは、東京オリンピックで金メダルを獲得した選手をたたえようと国と日本郵便が進めているもので、全国で2例目、四国では初めての設置となります。

(宇山賢選手)
「ぜひここを待ち合わせにしてもらいたい。呼び方は分からないが「宇山のところで」なんて呼んでもらって、ここで人々が久しぶりに会うとか笑顔あふれるような場所にしてもらいたい。」

高松市出身の宇山選手は、高松北中学時代にフェンシングを始めました。東京オリンピックでは男子エペ団体に出場し、189センチの長身を生かしたプレーでチームに貢献。香川県出身者として49年ぶりに金メダルを獲得しました。

除幕式を終えてすぐに宇山選手が訪れたのは、高松市役所。

(河野有紀記者)
「このあと高松市民栄誉賞の表彰式に臨む宇山選手。その時に、この庵治石と庵治石ガラスで作られた記念品が贈られるということです。」

宇山選手が青春時代を過ごした庵治・牟礼町にちなんで今回、特別に作られたトロフィーです。

(高松市 大西秀人市長)
「おめでとうございます。」

高松市民栄誉賞が贈られるのは21年ぶり2人目の快挙です。

(宇山賢選手)
「トロフィーを見るたびに高松市民を代表しているんだと、誇りを持って今後の人生を豊かにしていきたい。」

最後は、香川県庁を訪れ、特別功労の知事表彰に臨みました。

(香川県 浜田恵造知事)
「とても素晴らしいプレーを見せてくれた。おめでとうございます。」

12日、自身のSNSで現役引退を表明した宇山選手。競技人生を振り返り改めて地元・香川県への感謝の思いを述べました。

(宇山賢選手)
「本当に幸せだった。苦しい状況もあったがその時を支えてもらったのが地元の人や中学・高校の友人たち。全力で応援してくれる人たちがいたことは本当にありがたいこと。次のステージで何か形に変えていけたらと思う。」

宇山選手、15日は、母校の高松北高校などを訪れるということです。