ノーベル化学賞の受賞者で富山市出身の田中耕一さんが13日、富山大学と県立大学の学生にオンラインで特別授業を行いました。

2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは3年前から富山大学と県立大学の特任教授として毎年、それぞれの大学で特別授業を行っています。今年は新型コロナの感染防止対策として田中耕一さんが所属する京都市の島津製作所とオンラインで2つの大学と結んで授業が行われました。

このうち富山大学杉谷キャンパス会場では、医学や薬学を学ぶ大学院生など、約60人が出席しました。

田中さんは新型コロナの検査やアルツハイマー病の検出にも応用される「質量分析」という化学的な手法を基礎から説明し、医学や薬学の道を志す学生たちは、熱心に聞き入っていました。

*田中耕一さん「大学で学んだいろいろな分野のことが、別の分野でも活かせる方が独創的なことができるかもしれないというのを伝えたかった」