13日、製油所や油槽所が集まる秋田市の石油コンビナートで地震の発生を想定し行われた訓練で、ドローンが初めて活用された。安全な場所から被災状況を確認して消火にあたる手順が確認された。

 訓練は秋田県沖を震源とする震度6強の地震が発生し、タンクから軽油が漏れ火災が発生した想定で行われ、施設の職員など100人以上が参加した。秋田運河沿いの石油コンビナートで大地震が発生した場合、タンクの倒壊で海に流れ込んだ油が爆発する恐れがある。

 44回目を迎えた訓練で、2021年初めて導入されたのがドローンだ。被害を最小限に食い止めるため、ドローンを活用して、安全な場所から被災状況を確認しながら消火にあたる事にしている。

 県総合防災課の佐藤和彦課長は「ドローンを飛ばすことで災害の規模などを正確に把握できるようにしたい」と話す。

 また、重油が運河に漏れた想定の訓練では、海上保安部の隊員などがオイルフェンスを設置し緊急時の対応を再確認していた。