引退した競走馬のトレーニング方法を多くの人に知ってもらい、さらなる利活用につなげてもらおうという講習会が12日、秋田県大仙市で開かれた。

 大仙市の乗馬クラブ・エクセラで開かれた講習会には、東北地方の乗馬愛好者や乗馬クラブの関係者など約20人が参加した。

 全国各地で人と馬の関わり方を教えている持田裕之さんが、10日に引退レースを終えたばかりの競走馬に対し、その場にとどまらせるトレーニングを実演した。

 引退した競走馬は、乗馬や馬術競技などでまだまだ活躍が期待できる貴重な資源。

 持田さんは馬の方向やスピードをコントロールするためには、馬本来の動きや習性を知り馬とコミュニケーションを図る事が大切と指導していた。

 参加した県内の乗馬愛好者は「馬がなぜ言うことを聞かないのか、みんな理由があるということがわかった」。岩手県の乗馬クラブ関係者は「競走馬に限らず馬を使う上では必要なトレーニング。いい講習会だと思う」と話していた。

 主催した全国乗馬倶楽部振興協会は、乗馬人口の拡大につなげたいと話している。