独自入手!背任理事の肉声

日本大学付属病院の建て替え工事をめぐる背任事件。10月7日に逮捕されたのは、日大理事で日本大学事業部元取締役の井ノ口忠男容疑者(64)。

フジテレビは井ノ口容疑者が大学内で絶大な権力をアピールする肉声を独自に入手した。

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井ノ口容疑者:
井ノ口嫌いやねんっていうんやったらよそ行ってもらわなあかんし

井ノ口容疑者は、大学が設計会社に支払った着手金・およそ7億3000万円のうち、2億2千万円を、籔本雅巳容疑者(61)が理事長を務めていた医療法人グループ側に送金するよう設計会社に指示。
その後複数の会社を経由し、最終的に少なくとも2500万円を井ノ口容疑者が懐に入れていたとみられる。

入手した音声には、井ノ口容疑者が日大事業部の職員に圧力をかけ、追い詰める場面が残されていた。

井ノ口容疑者:
(職員Aも職員Bも)もう剥がした方がええんちゃうかって言われているで。えー?ニコイチコンビ、どうする?ニコイチでどっか行くか?そういうわけにいかんやろ。
井ノ口嫌いやねんって言うんやったらよそ行ってもらわなあかんし。これが今、日本大学の事業部の本線やから。その中で仕事量が多いとかうーとかあーとか。ね、仲良しクラブじゃないから、事業部は。何もつべこべ言うことないねん。もうそれ、腹決めて、事業部で骨をうずめるかうずめないか、それだけのことや。

理事長の最側近だった井ノ口容疑者

これは日本大学の式典の一幕。田中英寿理事長(74)のすぐ後ろには井ノ口容疑者の姿が。

実は井ノ口容疑者は田中理事長の最側近で、学内では絶大な影響力を持っていたという。

井ノ口容疑者:
好きとか嫌いとか別にして、日大で仕事しようと思ったらこのラインが今の主線。後は枝の枝。現理事長体制でこの事業部が進んでいくにあたっては、もう泣いてもわめいてもここはもう主力やから。このラインで行くから。それぐらいの信頼関係があるから理事長と

二人の関係について日大事業部の元職員はこう証言した。

日大事業部の元職員:
ズバリ。金のなる木。お互いに金のなる木。この事業部を利用して収益を上げるという大きな目標は達成できているので。

LINEなどを使って設計会社を選ぶ状況を伝えていたという井ノ口容疑者。

当初、設計会社に対し契約金のうち3億6千万円を日大事業部に支払うように要求していたことが新たに分かった。

特捜部は不透明な資金の流れについて捜査している。

(「イット!」10月11日放送分より)