静岡県熱海市で甚大な被害をもたらした土石流の発生から、10日で100日となりました。

静岡県は被災地から撤去された大量の土砂を、熱海港で進む護岸工事の埋め立てに活用する方針を固めたことが、テレビ静岡の取材で分かりました。

熱海市の土石流災害では約5万5000立方メートルの土砂が流出し、一部は伊豆山港にまで流れ出ました。

撤去された大量の土砂は、現在市内3カ所の仮置き場に保管されています。

この伊豆山港をはじめ、被災地から撤去された土砂について県は1991年から始まった、熱海港コースタルリゾート計画の護岸工事に活用する方針を固めました。

計画の最終工区となる第4工区の埋め立てに活用する方針で、県はガレキなどを取り除いた上で使用するとしています。

土砂にはフッ素が含まれているものの、県は「海にはもともとフッ素があり使用は問題ない」と説明しています。

また県は熱海市下多賀で整備が進められている護岸の改良工事にも、この土砂を利用できないか検討しています。