地球全体の温室効果ガスを徹底分析

人工衛星「いぶき2号」の重さはおよそ1800㎏、太陽電池を広げると幅約16.5mになる。

「いぶき2号」のミッションは温室効果ガスの測定だ。
地上で観測していた時は二酸化炭素の観測点は約350カ所にしかなかったが、先代の「いぶき」が打ち上げられ100分で地球を一周することにより、観測点は約5万6000カ所になった。

観測データをみると2009年は青い部分が多かった地球だが、
時間を進めて2015年まで見ていくと、黄色やオレンジ、赤で示した温室効果ガスの濃度がどんどん増えているのが
わかる。

2009年の地球
2015年の地球

大気汚染物質も観測可能

「いぶき2号」では温室効果ガスだけでなく、PM2.5や、すすなどのブラックカーボンなど大気汚染物質も観測できる。

さらに世界各国も温室効果ガスを測定する人工衛星を相次いで打ち上げていて「いぶき2号」はこれらの国の宇宙機関と連携して互いに観測データの検証をすることにしている。

毎年12月に行われる地球温暖化会議を控え、パリ協定に基づく各国の温室効果ガス削減目標が達成されているかどうか実態を把握することも期待される。

(「プライムニュース デイズ」10月29日放送より)