岸田首相は8日午後、国会で、就任後初めての所信表明演説を行う。

新型コロナウイルス対応を最優先課題と位置づけたうえで、経済再生に向け、新しい資本主義の実現を目指す考えを表明する見通し。

国会内から、フジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。

午後の演説をきっかけに、岸田首相が表明した10月31日投開票の衆議院選に向けた与野党の論戦が本格的に始まる。

演説で、岸田首相は、社会に広がる格差や分断への危機感を示し、総裁選で訴え続けた「成長と分配の好循環」による、「新しい資本主義」の実現を目指す考えを示すことにしている。

また、政治を前に進めるには、「信頼」と「共感」が必要だとして、すべての閣僚が、国民との車座の対話を開始する方針も示す。

各党の代表質問は、来週11日から13日にかけて行われ、岸田首相は、14日に衆議院を解散する方針だが、野党側は反発を強めている。

立憲民主党・枝野代表「投票日を早くするという口実で、やはり論戦から逃げたと。やはり自信がないんだなというふうに受け止めざるを得ないと」

野党側は、「国会論戦が不十分だ」として、解散前の予算委員会の開催を求めていて、来週にかけて、衆院選をにらんだ与野党の攻防が激しくなる見込み。