北海道芽室町で父親とみられる遺体を自宅に遺棄したとして男が逮捕された事件で、男は「手続きがわからなかった」などと話していることがわかりました。

 この事件は芽室町に住む無職、成沢和也容疑者(64)が、自宅に90代の父親とみられる遺体を遺棄したとして死体遺棄の疑いで10月4日に逮捕されたものです。

 芽室町から要請を受けて警察などが4日に成沢容疑者の自宅を確認したところ、2階の部屋から遺体が見つかったということです。

 遺体に着衣はあり、体の一部がミイラ化していて、床に仰向けに倒れた状態で発見されました。

 解剖の結果、死因は「老衰」と判明し、目立った外傷はこれまでに見つかっていません。

 成沢容疑者は父親と2人暮らしで「父親は2か月前に死亡した」と容疑を認めています。

 その後の調べの中で成沢容疑者は「手続きがわからなかった。面倒だった」などと話していることが新たにわかりました。

 成沢容疑者は、9月29日に芽室町側が父親の安否確認を兼ねて面談を申し入れた際、日程を決めるなど、父親が生きているように装っていたとみられていて、その後町と依頼を受けた警察が10月4日に自宅を訪ねましたが成沢容疑者は不在。

 警察が成沢容疑者に連絡して、一緒に室内を確認したところ、遺体が見つかったということです。

 警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、事件の詳細を調べています。