無免許運転して約3カ月にわたり雲隠れ

2021年7月の都議会選挙期間中に無免許で運転し、人身事故を起こした上に逃走するなどした疑いで書類送検された木下富美子都議。

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無免許運転が明らかになると、体調不良を理由に都議会を欠席するなど約3か月間にわたり、雲隠れを続けている。

約3カ月間にわたる雲隠れをうけ、都議会は木下都議に対して辞職勧告決議を2回可決。

しかし、辞職勧告決議に法的拘束力がないこともあり、木下都議は議員活動続行を表明した。

配達証明付き召喚状の受け取り拒否をにおわせ

そこで都議会は木下都議にお考えを直接伺いたいとして、10月13日までに議長室に来るよう配達証明付きで召喚状を送付した。

しかし、都議会がこれを電話で伝えたところ「受け取るかわからない」と話し、受け取り拒否をにおわせた。

こうした木下都議に対して都議会の議長は…

東京都議会・三宅しげき議長:
議場に今会期中に来てくださいと。当たり前のことを当たり前に伝えたということです。木下都議はかなり常軌を逸している行動をしている

一連の行動について木下都議の選挙区である板橋区の有権者はあきれ返っている。

板橋区民・20代女性:
なんとか罰することはできないのかな

板橋区民・30代女性:
普通だったら働かなかったら、辞めさせられますからね。会社員とかだったら

懲罰権の中で最も重い除名処分は難しい

行政に詳しい澤井康生弁護士によると、都議会に認められている議員への懲罰権の中で最も重いのが、都議を強制的に辞職させる除名処分。

しかし、地方自治法に基づく懲罰を与えるには都議としての義務違反や議会運営を妨げるなどの理由が必要。

木下都議が起こした無免許運転での人身事故は当選前のため、義務違反には当たらないという。また議会を1~2回欠席しただけで適用することも難しいという。

そして有権者に認められているリコールについても当選後1年以内は無効とされる規定があるという。

事故を伏せての再選から3カ月、木下都議の雲隠れはいつまで続くのか。

(「イット!」10月5日放送分より)