雑誌「日経トレンディ」が選ぶ「今年のヒット商品」が1日、発表された。
栄えあるベスト10に選ばれながらも意外に認知度が低い商品もあった。
そこで、「めざましテレビ」では100人に緊急アンケートを実施。気になるヒット商品ベスト10とその人気の理由に迫った。
「ケーブル バイト」ってナニ?
まず、第10位は「NONIO」。
東京・新宿で100人に聞いたところ、知っていたのは43人だった。
「NONIO」は、歯磨き粉やマウスウォッシュといった口の中をケアする商品。口臭予防に特化した点が若い世代にウケたようだ。

第9位は、大ヒットを記録した第3のビール「本麒麟」。

そして第8位にランクインしたのは、「ケーブル バイト」という商品。
街の人たちは「ケーブルを設置するバイト?」などと首をかしげ、その正体を知っていた人は100人中わずか14人だった。
この「ケーブル バイト」とは、ケーブルを固定して断線を予防するもの。

渋谷ロフトでは、100種類以上の「ケーブル バイト」が並び、取材中にも次々と若い女性たちが買いに来ていた。

さらに、最近では外国人観光客の日本みやげとしても人気だという。
第7位は、イヌらしい見た目や動きを実現した「aibo」。

続いて第6位は、202万部を売り上げた漫画「君たちはどう生きるか」。

第5位は、人の言葉に反応して音楽再生や天気予報などを読み上げるAIスピーカーで、いま主導権を争っている「グーグルホーム」と「アマゾンエコー」。

第4位は、剛力彩芽さんとの交際や民間人初の月旅行など話題の前澤友作社長率いる「ZOZO」が選ばれた。

1位はみんな知っていた!
そして、第3位の缶コーヒーに代わる新たなトレンド「ペットボトルコーヒー」を、知っていた人は100人中75人だった。

第2位は、去年東名高速で“あおり運転”が原因をみられる死傷事故が発生し、容疑者が逮捕されたことで販売台数が急増したという「ドライブレコーダー」。

オートバックス代官山店・橋本学店長は「あおり運転で衝突される頻度が高いのは、後方からということで、前後のカメラを付けるのが今年の主流になっています」と話した。

また、当て逃げや車上荒らしへの対策もできるものもあり、売れ筋は2万5千円から3万円くらいの商品だという。

そして、栄えある第1位は、惜しまれつつも9月に引退した「安室奈美恵」さん。
経済効果は500億円とも言われる引退劇は、100人中100人が知っていた。
(「めざましテレビ」11月2日放送分より)