話題のインスタ映え神社
鹿児島県鹿屋市に2017年にできた神社が「インスタ映えする」と話題になっている。一体、何がインスタ映えするのか。
ずらりと並んだ赤い鳥居。数は139基ある。
トンネルのようにどこまでも続いていて、幻想的な光景を作り出す。
鹿屋市の「神徳稲荷神社」。恋愛成就はもちろん、産業の神様も祭られていて、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣、航空安全にもご利益があるという。
この地はかつて藪に覆われた荒地で、古くから祠がポツンとある場所だった。
しかし、2017年に神社が建立されると「何を撮ってもインスタ映えする」と人気のスポットになった。
祠があった場所には、新しく神殿が造られ、連日多くの参拝客が訪れている。
参拝客:
建物がすごくきれいで、今風の神社だなって思いました。インスタ映えするって言われてるだけあるなと
参拝客:
始めてきたので楽しみに来ました。こんなにきれいな神社ができているとは思わなかった
ガラス製の鳥居。
季節や時間によって表情を変える様から、参拝客に変化していく人の生活を感じてほしいと取り入れたそう。
一方、おみくじにも仕掛けがあった。引いたおみくじは、結び付けるのではなく、こうして池の水で溶かす。小吉のおみくじはあっという間に溶けてなくなった。
また、境内には良縁に恵まれるという、「えんむすびの大石」がある。
石には自然にできたというハート型の亀裂がある。
恋する乙女がご利益を求めて熱心にこする間に苔が取れ、ハートの部分だけきれいなピンク色になった。
老若男女がカメラを向けたくなる神徳稲荷神社。鹿屋の新しいスポットとして知名度が急上昇中。
(鹿児島テレビ)