福島県葛尾村野行地区。原発事故後、帰還困難区域に指定され、現在も自由な立ち入りが制限されている。

11年ぶりに黄金色に染まった野行地区の田んぼ。2022年春の避難指示解除を目指す復興拠点内に整備された試験田。

野行農業生産組合・半澤富二雄組合長:「懐かしいですよ。自分の肌にしみこんでいる部分があるので、作業やっているとストレスから何から発散できて気持ちいい。」

収穫の喜びを噛みしめる半澤富二雄さん。農業生産組合の組合長を務め、避難先の郡山市から通い続け稲の生育を見守ってきた。

野行農業生産組合・半澤富二雄組合長:「避難している中で水の管理やコメの発育状況(の確認)は中々難しいなと感じている。」

28日に収穫したコメはおよそ20キロ。放射線量を測定した後、全て廃棄する。

半澤富二雄組合長:「検査した結果がどうでるかは不安な部分。」

営農再開に向けて歩みだした野行地区。今後も作付面積を増やしながら試験栽培を続けコメの安全性を確認することにしている。