東彼杵郡川棚町で石木ダムの建設工事を進める長崎県に対し、工事の即時中止と建設予定地に住む人たちとの話し合いを求める要望書を市民団体が提出しました。

いしきを学ぶ会「直ちにダム建設工事を中止し、無条件で住民との対話を始めること」

市民団体 いしきを学ぶ会は、長崎県の 中村 知事宛ての要望書を河川課の担当者に手渡しました。

長崎県は9月8日、石木ダムの本体工事を始めました。建設予定地の住民との対話を一時は模索しましたが、住民側の話し合い期間中の工事中止との条件を拒否した形になりました。

27日、要望書を提出した団体は、佐世保市の水需要は減り、ダムの必要性には疑問があると訴えています。

いしきを学ぶ会実行委員会 代表世話人 森下 浩史 さん 「われわれ(長崎)県民にも丁寧な納得いく説明をしてほしい」

一方、建設予定地の住民は、8月の大雨の際、川棚川のピーク時の水位は堤防を約3メートル下回っていたとしています。

中村 法道 知事 「雨の降り方によって危険度は大きく変わる。一刻も早くこの事業は進めなければならないとの思いを強くした」

いしきを学ぶ会は、長崎県民一人ひとりが石木ダムについて考えてほしいとしています。