コロナ禍の中でこれから懸念されるのがインフルエンザの流行です。昨シーズンは激減したインフルエンザですが、ワクチンの接種は必要なのか?新型コロナワクチンとの間隔は?身近なギモンを取材しました。
インフルエンザのワクチン接種は、来月1日から順次接種が始まります。松江市のクリニックでは今年も例年通り問い合わせがあるといいますが、コロナ禍ならではの事情も・・・。

堀内科胃腸科医院・堀浩太郎院長:
「コロナのワクチンとの誤接種を絶対に避けたいので、コロナのワクチン接種を終えて10月25日からインフルエンザのワクチン接種をしようと思っている」

新型コロナワクチンの接種を着実に終えるため、インフルエンザワクチンの接種を去年よりも1週間程遅くして10月下旬から始めるといいます。

堀内科胃腸科医院・堀浩太郎院長:
「問い合わせの数は今のところ変わらないが、ここ2年間インフルエンザが全然出ていないので、ちょっと皆さん忘れているのではという懸念はある」

鳥取・島根両県によりますと、対象医療機関からのインフルエンザの感染報告数は、昨シーズンは島根で20人、鳥取で5人とコロナ禍前の1%未満まで減少しました。
インフルエンザの流行はあるのか?ウイルス学の専門家は・・・。

鳥取大学・景山誠二教授
「インフルエンザは世界中をぐるぐる回っているウイルス。ある一定規模の感染は出ると思う。人の国際的な動きが、一般的な時に比べれば恐らく少ないと思いますが、それでもやっぱりリスクはあるのでワクチンは打つべきだと思う」

去年に続き、インフルエンザの流行は少ない可能性を示しつつもワクチン接種は推奨します。また新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの近い間隔での接種については?

景山誠二教授:
「インフルエンザはコロナと関係なしに単独で考えて、いつもと同じように打てば良いと思う。ただ同時接種を避けるほうがいいので、期間をあけたほうが良いと思う」

それぞれのワクチンの効果を発揮するために、厚労省は間隔を2週間あけるよう呼びかけています。なお厚労省は、インフルエンザワクチンの今シーズンの供給量を供給が多かった前のシーズンに比べると15%程下回るとしていますが、例年並の供給量は確保できる見通しだとしています。