アメリカを訪問している菅首相は、「クアッド」と呼ばれる日米とオーストラリア、インドの4カ国による首脳会合に出席し、台頭する中国を念頭に、連携を確認した。

会合を終えた菅首相は、4カ国の「取り組みが完全に定着した」と意義を強調し、首脳会合を毎年開く方針で一致したことを明らかにした。

初めて対面で行われたクアッド首脳会合は、幅広い分野で「中国包囲網」を目指すものとなった。

中国がワクチン外交を繰り広げる中、途上国への供給で連携を確認したほか、中国を優位に立たせないため、5Gなど先端技術の開発、半導体や鉱物資源の供給網の確保などの協力を確認した。

一方、最後の外遊となる菅首相に対しては、オーストラリアのモリソン首相が、菅首相の退任に触れた際に、会場全体から、ねぎらいの拍手が起き、会合後のアメリカ・バイデン大統領夫妻との懇談では、大統領から、退任後も助言を求めたいとの話があったという。

菅首相「(次の首相も)確固とした戦略のもとに、世界の平和・安全に貢献をする外交を、積極的に展開をしてほしい」

菅首相は、日本時間の26日に専用機でワシントンを出発し、帰国する予定。