ドライブレコーダーに記録された“あおり運転”

今年8月、北海道小樽市でドライブレコーダーに記録された“あおり運転”。

執拗に車間距離を詰める後方の白い車。
撮影者の車が避けるように車線を変えると、危険な幅寄せにより、撮影者の車は停車した。

被害者「危ない

さらにこの後、被害者と危険運転をした男とのやりとりの音声が記録されていた。

被害者「これ(映像)出すからね、警察に
容疑者「警察が何?おめーも違反してんしてるべ。これスピード
被害者「何であんたがあおってくるからでしょ
容疑者「あ?
被害者「おかしいでしょ
容疑者「何がおかしいんだよ。煽ってもいないべや。この野郎

「恐怖だった」と語る被害者

被害を受けた女性は「あの幅寄せはありえない。本当に恐怖だった」と語る。

運転手を暴行容疑で逮捕

この白い車を運転していた札幌市のトラック運転手の男(35)は、12日までに逮捕、送検された

逮捕容疑は「暴行の疑い」。
北海道では、初めてとなるあおり運転への暴行罪の適用だ。

なぜ暴行罪が適用されたのか。
甲南大学法科大学院の園田寿教授は、次のように指摘する。
「(過去の裁判例では)心理的に相手に何らかの、ひるませるような脅威を与えたような場合は、暴行であるという風に考えている」
「今回の場合は、非常に危険な対応、幅寄せを故意にやっていることが見られるので、暴行とされてもやむを得ないと思う」

1月以降取り締まり強める警察、逮捕は5件目

警察庁によると、今年1月の取り締まり強化以降、あおり運転を暴行容疑で捜査しているのは全国で14件。
今回の事件を含め、5件で逮捕に至っている。

トラック運転手の男は、「車間が詰まっただけ」と容疑を否認している。

(11月12日「プライムニュース イブニング」より)