通常のウォーターサーバーは水の入ったタンクを取り換える必要があるが、大分県由布市の会社が水の補給がいらないウォーターサーバーを開発した。

どういう仕組みなのか?取材した。

ボタンを押すと出てくる透き通った水。普通のウォーターサーバーのようだが実は変わった特徴が。

◆デンケン 本田太郎常務
「電気だけあればどこでも水が作れるのが特徴」

手がけたのは電子機器の開発などを行う由布市のデンケン。

サーバーには低温のガスが流れる金属製の配管が内蔵されていて、そこに空気中の水分が結露して水ができる仕組みになっている。

出来た水は6層のフィルターで不純物を取り除くなどし、紫外線によって清潔に保つ。

商品のキャッチコピーは「空気を飲もう」。

開発のきっかけとなったのは由布市で震度6弱を観測した5年前の地震だった。

◆デンケン 本田太郎常務
「2016年の熊本・大分地震で地元の大分も色んなインフラがかなり打撃を受けたがその中で水道の復旧に時間がかかったということがあった。災害時に安定した水の供給が出来るものはないかということで開発に至った」

温度や湿度によって左右されるが1日で最大20リットルあまりの水を作り出せるという。

避難所への設置も想定したウォーターサーバー。

デンケンは10月から企業や自治体などを対象にレンタルを始める予定だ。