1週間後に迫った自民党総裁選挙。

各候補は、22日も、支持拡大に向けた活動を続けた。

河野規制改革担当相は、東京都内の保育園を視察し、子育て支援に対する関心の高さをアピールした。

一方、岸田前政調会長(64)は、石川県の観光業界関係者らからリモートで意見を聞き、コロナ禍での観光支援を訴えた。

ワインレッドのスーツを着た高市前総務相(60)は、自民党の東京都議団を訪問。
支持拡大を訴えた。

野田幹事長代行(61)は、22日も国会内で、あいさつ回りに奔走。
支持拡大に向けて汗をかいた。

その4候補が22日に臨んだのは、こども政策に関する討論会。

それぞれの思いを語った。

最初に、こども政策に関する予算について問われると...。

予算倍増やこども政策を担当する専任の大臣を置くことについては、全員が賛成の立場を示した。

一方、こども政策の司令塔となる「こども庁」を早急に設置すべきかについては、意見が分かれた。

河野氏、岸田氏、野田氏が賛成。

日程の都合でビデオ出席となった高市氏は、明確な立場を示さなかった。

河野規制改革相「河野太郎政権ができて、こども庁を作るとしたら、まず目標として、子どもの自殺と虐待死ゼロ、子どもの貧困ゼロをしっかり掲げて実現していく。デジタルでの誹謗(ひぼう)中傷は、断固やめさせなければいけない」

岸田前政調会長「子どもたちの命・健康・人権を一元的に見ていく、こども庁という組織の大切さ。専任大臣を置くことも含めて、しっかりと進めていかなければいけない。各省庁の縦割りの壁を打破しないといけない」

高市前総務相「子どもや保護者が抱える課題は複合的であり、包括的な支援制度を整えることが必要です。私はこの総裁選において、令和の省庁再編に挑戦するということを約束いたしました。その中で、子ども政策を推進するために、最も効率的かつ効果的な組織は何かを検討したい」

野田幹事長代行「こども庁は、単に産み育てるだけではなく、子どもの社会の問題を通して関わる大人の社会も変えていく、大きなパラダイムシフト(考え方の劇的な変換)の塊なんです。こども庁の創設、その中身である『こどもまんなか』という世界で初めての政策を掲げ、作業に取り組んでいる」

一方、野党側は、10月4日に召集される臨時国会で、十分な審議時間を確保するよう、与党側に求めた。

立憲民主党・安住国対委員長「今、総裁候補の言っていることの99%は実現しない架空の話なんですよ。新しい内閣ができて、資質を問わないといけないんですから、それを本会議で代表質問だけやったら『はい、選挙ね』っていう話にはならない」

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