死者行方不明者63人を出した御嶽山噴火災害から間もなく7年です。行方がわからない肉親を捜し続ける愛知県の家族が去年に続き、山頂近くの立ち入り規制区域で独自の捜索を行いました。

すっきりと晴れた21日朝の御嶽山。登山口に愛知県の野村敏明さんと弟の正則さんが着きました。

行方がわからない敏明さんの長男・亮太さんを探すためです。

亮太さんの父親・野村敏明さん:

「亮太の足取りが途絶えた付近を捜せるということで、去年以上の期待はしています」

7年前の9月27日、亮太さんは叔父の正則さんと山頂直下の「八丁ダルミ」という場所で噴火に巻き込まれました。

背負っていたザックなどは見つかったものの、行方はわからないままです。

亮太さんの父親・野村敏明さん(去年):

「亮太!」

「何とか手掛かりを」という願いに応え、去年、立ち入りが規制されている「八丁ダルミ」での独自捜索が初めて許されました。

あれから1年。今年も捜索が許可され、「王滝頂上」から規制区域に入りました。

亮太さんの叔父・野村正則さん:

「何かしらの手がかりが見つかればという期待を持って捜索したい」

2人に許された時間は2時間。亮太さんのザックがあった場所を起点に、避難した可能性がある八丁ダルミ周辺の岩陰などを捜し続けました。

残念ながら手がかりは見つからなかったということです。

捜索を終えて…。

亮太さんの叔父・野村正則さん:

「きょうが終わりという思いはないですね」

亮太さんの父親・野村敏明さん:

「次の時こそ、また手がかりを見つけたいから、(亮太には)それまで待っててほしい」

亮太さんはこの山のどこかに…。

噴火してから7回目の「9月27日」がもうすぐやって来ます。