市議に”盗水”疑惑 市が被害届

岡山県浅口市、人口3万4千人ほどの市で起きたその事件は水の窃盗だった。

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岡山・浅口市 栗山康彦市長:
水道水の盗水被害について発表いたします。
このビルの登記上の所有者は香取良勝浅口市議会議員であります。

水を盗んでいたとされるのは市民を代表するはずの市議会議員、香取良勝市議が所有するビルだった。

市長は強い口調で怒りをあらわにした。

岡山・浅口市 栗山康彦市長:
水道メーターが付いてないというのは前代未聞でありまして、あってはならないことであります。市会議員となると、やはりしっかりとした説明責任が果たさなければいけない。

16年間で106万円 無断で配管?

水が盗まれたのは2005年8月から2021年9月20日までの約16年に渡り、被害額は約106万円になるという。

一体どのように16年もの間、不正に水道水が使用されたのだろうか?
以前は水道メーターを通って、第1ビルと第2ビルに水が供給されていた。

しかし、第2ビルに延びるこの配管はある時から使用されず、その代わり水道の本管から伸びた配管を通り、直接水が供給されていたという。

つまり、メーターを通ることなく不正に水が使われ続けていた。
市によると、無断で給水管を建物に工事でつないで不正に給水をしたとみられている。

「身に覚えがない」市民びっくり

今年4月、ビルの入居希望者が水道水の使用申請を市に提出したことで不正利用が発覚した。
香取市議はFNNの取材に対し、「身に覚えがない。料金を払っているものだと思っていた」とコメント。無断使用については否定している。

16年という期間、不正を行っていたという疑惑に市民からは驚きあきれる声が…

浅口市民:
それは返さないといけないでしょ。それが本当だったらね。びっくりだね。

浅口市民:
善人説で思っているから、当然払うものは払うと思っている。

市によると水道水に加え、下水道の料金約94万円も未払いの状態だということだ。
市は被害届を提出し、告訴も視野に対処する考えだ。

(イット!9月21日放送より)