74歳の妹の首を絞めて殺そうとしたとして、77歳の姉が逮捕。4月には息子の首を絞めて殺害しようとして逮捕され、その後、嘱託殺人の罪で起訴されていた。

「同居の妹を殺してしまった」110番通報 

警察官に促され車に乗り込む白髪の女が、殺人未遂の疑いで逮捕された小玉喜久代容疑者(77歳)。

74歳の妹を殺そうとした疑いが持たれている小玉容疑者は、2021年4月にも、息子に対して同様の犯行に及んだとして逮捕されていた。

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事件は9月20日午前11時ごろ、小玉容疑者からかかってきた「同居の妹を殺してしまった」という110番通報で明らかになった。

110番を受け、警視庁が東京・羽村市にある小玉容疑者の妹・後藤喜美子さん(74歳)の自宅に急行。

後藤さんは1階の寝室に敷かれた布団の上で、あおむけに倒れた状態で発見。意識はなく病院に搬送された後、死亡が確認された。

山本賢太アナウンサー:
近所の方によると、亡くなった後藤さんは30年以上前にこちら(東京・羽村市)に引っ越してきたということです。しかし、最近は昔に比べ、少し暗い印象があったといいます。

後藤さんの自宅の近隣住民:
(引っ越してきて)35年くらいになるんじゃない。挨拶はしますよ。それ以上の話をしない。

後藤さんの自宅の近隣住民:
ほとんどお会いしたことはないし、挨拶だって声を出して挨拶することなんてないから。

現場に争った形跡はなかったものの、後藤さんの首に絞められたような痕が残っていたため、警視庁は小玉容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕。

調べに対し、小玉容疑者は「妹に頼まれて首を絞めた」と供述し、容疑を認めている。

「妹に頼まれた」4月の息子殺害と同じ供述

小玉容疑者は2021年4月に、東京・あきる野市内の自宅で同居していた、三男(47歳)の首を絞めて殺そうとした疑いで逮捕された。
この時、心肺停止の状態で発見された三男は、搬送先の病院で死亡が確認された。

殺人未遂の疑いで逮捕された小玉容疑者は、当時の調べに「息子から首を絞めてと言われて絞めた」などと、今回の事件と同じような供述をしていた。

この事件が起きる前の小玉容疑者について、自宅近くに住む人はこう話す。

小玉容疑者を知る近隣住民:
ごく普通のご婦人。何かおかしな言動があるとか、あるいは振る舞いがあるとかそういうことはない。

小玉容疑者を知る近隣住民:
掃除の時は率先して町内会はもちろんね。旦那さんが(病気で)亡くなって2週間くらいしてから、息子さん(死亡した三男)の件でパトカーが来た。

6月に三男に対する嘱託殺人の罪で起訴された小玉容疑者は、7月初めに保釈された後、後藤さんの家で同居を始めたという。

それからわずか2カ月ほどの間に何があったのか?

調べに対し、小玉容疑者は「今月中旬に妹が腰を骨折し、その後から妹は『生活がしにくくてつらい』と話していた」などと供述。
そして事件当日「妹から『苦しいから殺して』と言われ、電気コードで首を絞めた」などと話しているという。

警視庁は、今後、容疑を殺人に切り替えて、事件当時の状況などを調べる方針だ。

(「イット!」9月21日放送分より)