100円ショップから高コスパのマスクが登場

新型肺炎への警戒から、中国だけでなく日本でも多くの人が買い求めるマスク。
その選び方について、街では「1日に2回ほど交換するので、安い方がいい」といった声が聞かれ、100円ショップにはコストパフォーマンス抜群のマスクがそろっている。

キャンドゥでは、約60種類のマスクを販売。「立体プリーツ・不織布マスク」は110円(税込)で12枚入りとお買得。

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新たに20枚入りの「使いやすい不織布マスク」も販売するという。

また、ダイソーも「不織布マスク(ノーズワイヤー付、ふつう)」を販売。こちらは110円(税込)で30枚入り。1枚あたり3.6円とコスパ抜群のマスクだ。(※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります)

一方、主に医療現場などに使われるプロ仕様の「高性能マスク」 マスクにも注目が集まっている。

Yahoo! ショッピング 広報 秋澤奈緒美さん:
高性能のマスクの売れ筋が、普通に比べても大幅に伸びている特徴がありますね。

まるでお椀のような形のマスクや、肌に優しいツルツル素材のマスクまで、様々な高性能マスクが売れているという。
そこで今回の「スゴ撮」は、いま売れている高性能マスクの実力を調査する。

【第5位】ウイルスを99%以上カット・眼鏡曇り対策も

ネット通販「Yahoo!ショッピング」では、新型コロナウイルス感染者が国内で初めて確認された1月15日から高性能マスクの売り上げが急増。中には、例年より7倍売れた日もあったという。

では、どんな高性能マスクが人気なのか? Yahoo!ショッピングで1月15日~23日までの売り上げ個数ランキングをご紹介。

まず第5位は「富貴マスク(高性能立体マスク)」(大人10枚入り 税込1680円)。

人の目にも見えない1000分の1mmサイズのウイルスを99%以上カットするという。
耳ヒモの伸縮性が優れているので、長時間つけていてもOK。また、内側の鼻の部分にはクッションがあり、メガネが曇る心配もない。

【第4位】ヒモ固定で顔にフィット 医療現場も使用

続いて第4位は、「YAMAMOTO 7500(N95)」(20枚入り 税込3520円)。

アメリカの国立労働安全衛生研究所が定める基準をクリアした高性能マスクだ。(※現在は在庫欠品中。医療現場を中心とした産業用微粒子マスクのため、スーパーやドラッグストアなどではご購入いただけません)

このマスクは、つけ方にポイントが・ある。

YAMAMOTO セフティ&レーザー・オプト事業部 村瀬弘幸事業部長:
高性能なマスクでも、正しく装着しなければマスク本来の効果は発揮できません。

そこで、井上清華アナウンサーが、このマスクの正しい装着を実践することに。

井上清華アナウンサー:
マスクのヒモが長いですね。そして、普通の形と違って上下についています。

まずは、2本あるヒモの1本を首にかけて、もう1本を後頭部に固定。

次にストッパーでヒモの長さを調整し…

ノーズクリップを鼻の形に合わせ、最後に息が漏れないかを確認すれば完成。

井上清華アナウンサー:
ヒモを耳にかけるのではなく、首と後頭部でマスクが支えられているので、顔全体にフィットしている感じがします。

【第3位】静電気でウイルスを通しにくい

続いて第3位は、「モース プロテクション」(5枚入り 税込730円)。

パッケージに表示されているインフルエンザのウイルスカット率は、「99.9999%」。その秘密はマスクの構造にある。
注目は3層構造の真ん中の層。詳しくは企業秘密だが、静電気を帯びた特殊なフィルターがウイルスを通しにくくしているのだという。

【第2位】世界一厳しい基準をクリア 肌触り抜群の秘密は?

続いて第2位は、「メジャーリーガー M-101」(50枚入り 税込500円)。

見た目は一般的に売られているマスクと変わらないが、世界一厳しいといわれるアメリカのマスク基準のテストもクリアした高性能マスクで、空気中の微粒子を99.9%カットするという。

このマスクを街の人につけてもらうと…

女性A:
肌触りが違う!

女性B:
あっ、すごいなめらかです!生地が。

では、どれくらいなめらかなのか?カメラを近づけて撮影した。
マスクの内側をアップで見ると、きめ細かく、ツルツルしていた。
外側と比べてみると、一目瞭然。特に肌に触れる内側にこだわって作られたマスクなのだという。

メーカーの許可を得て、歯ブラシで2分間こする検証をしたところ、繊維のほつれはほとんど見られなかった。繊維が細かく丈夫な樹脂が使用されているため、長時間つけても心地良いなめらかさが持続するという。

歯ブラシで2分間こすった後も繊維のほつれはほとんどない
歯ブラシで2分間こすった後も繊維のほつれはほとんどない

こちらは主に医療用として販売されているため、一般に売られるのは限られた数になっているということだ。

【第1位】すき間ができない“お椀型マスク” 密着性を検証

そして、人気の「高性能マスク」第1位は、「ハイラックNeo」(5枚入り 税込2658円)。

形はお椀型。紐を耳にかけて、長さを調節して装着する。

井上清華アナウンサー:
立体型なので唇がマスクにつくことなく、すごく息もしやすいです。

内側は肌に密着する素材でできているため、隙間もほとんどできない。では、どのくらい顔に密着しているのか、人気ナンバーワンの高性能マスクの実力をスゴ撮した。

空気の漏れを計測する機械を使用し、「ハイラックNeo」に管を通して息を吐くことで、どれくらい空気が漏れているのかを測定。
メーカーによると、一般的なマスクでは、ぴったり付けても鼻や頬、顎にすき間ができてしまうため、空気の漏れは60~80%あるというが、「ハイラックNeo」の実力は?

興研 ライフセーフティディビジョン マネージャー 野中真紀さん:
それでは測定を始めます。

ジーッ(※測定中の音)

井上清華アナウンサー:
ほとんど漏れてない!漏れ率が1.03%

空気の漏れは1.03%。それだけ顔にフィットしているということで、ウイルスの侵入も防いでくれるという高性能マスクだ。

紹介したマスクの中には品薄になっているものもあるので、ショッピングサイトをチェックして、自分に合ったマスクで感染症予防をしてほしい。

(「めざましテレビ」『スゴ撮』1月27日放送分より)

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