自民党総裁選挙の4人の候補者が20日夜、BSフジの「プライムニュース」に出演し、年金問題などをめぐり、火花を散らした。

番組では、河野規制改革担当相の「消費税などで基礎年金を賄うべきだ」との主張に、ほかの候補が疑念を示した。

岸田前政調会長「税方式の基礎年金、民主党政権の時にやりました。実現不可能ということになりました。あの時できなかったことが今はどうしてできるのか」

野田幹事長代行「(年金は)2100年までの設計はできている。いたずらに不安をあおることはやめた方がいいと思う」

河野規制改革相「2人とも厚生労働省の官僚と全く同じことを言っていて、年金制度は残るけども、年金で暮らせない人がたくさん出てきたらどうするのか」

野田幹事長代行「今一生懸命払っている人が、あなたの発言で非常に不安になる」

高市前総務相「まともに消費税でやろうと思ったら12.3兆円になる。そうすると非常にまだ生活保護の方が金額としては低いということになる」

岸田前政調会長は、GoToトラベルとワクチン接種証明などを組み合わせた「GoTo2.0」の実現に意欲を示し、野田幹事長代行は「公約だ」として議員定数の削減を主張した。

高市前総務相は、台湾の蔡英文総統とオンラインで会談したことを明らかにし、河野氏は、慰安婦問題に関する1993年の「河野談話」について「踏襲する」と述べた。

立憲民主党・枝野代表「自民党さんは総裁選挙と称する『内輪の争い』でお忙しいようですが、私たち立憲民主党は総裁選挙よりもコロナ対策です」

立憲民主党の枝野代表は、総裁選をめぐる動きを批判し、水際対策の徹底やPCR検査の拡充などを訴えた。

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