連休最終日、敬老の日の20日、観光地はどんな様子だったのだろうか。

緊急事態宣言が出されている午前11時ごろの北海道・札幌駅前では、駅前広場の人通りは少なく、混み合う様子はなかった。

午前10時半すぎ、道外の観光客にも人気の小樽運河でも、コロナ禍以前の連休らしい混雑は見られなかった。

また、札幌市内の動物園は、緊急事態宣言で臨時休園中。
お客さんの姿はなかった。

その一方で、多くの人が集まっている場所が、大型の商業施設。

オープンからまだ1時間あまりだが、駐車場はほぼ埋まっており、続々と車が入っていた。

また、2021年からキャンプ場を開設したスキー場のゲレンデには、たくさんのテントが張られ、コロナ禍をアウトドアで楽しむ人が集まっていた。

東京都心は、朝から青空が広がり秋晴れとなった。
9月に入って初めて、2日続けての快晴となった。

都内の新型コロナの新規感染者は、19日まで、28日連続で前の週の同じ曜日を下回り、減少傾向が続いている。

それでも、小池知事は、「特にシルバーウィークですけれど、新規陽性者数をもう一段抑え込んでいく」と述べた。

東京都は、医療体制は逼迫(ひっぱく)状態が続いているとして、シルバーウィークも外出自粛と感染症対策の徹底を呼びかけていた。

シルバーウィークの外出自粛が呼びかけられる中、連休最終日の20日、渋谷区原宿の竹下通りでは多くの人の姿が見られた。

街の人からは、「今は、ちょっとぶらぶらしてた。意外と人いるんだなと」、「やっぱり友達と遊びたいんで」、「緊急事態が長すぎて、外に出ることが多くなっちゃいました」、「わたしがワクチン2回目の接種が終わったので、安心感から、たまにはいいかなと思って」などといった声が聞かれた。

一方、20日の鎌倉・小町通りにも、観光に訪れる多くの人の姿があった。

街の人からは、「思ってたより人多いですね」といった声が聞かれた。

携帯電話の位置情報などから推計したデータによると、19日の関東の行楽地の人出は、1週間前より増加したことがわかった。

19日午後3時時点の人出は、1週間前と比べて、神奈川・江の島で4.3倍と大幅に増加し、箱根町でも1.7倍、群馬・伊香保温泉でも2.9倍とそれぞれ増えた。

このほか、全国の繁華街や主要駅など124地点のうち、8割超の104地点で前の週から人出が増えた。

3連休の中日で、秋晴れとなった地点が多かったことが影響したとみられる。