東京・中央区の湾岸エリア晴海地区に完成する東京オリンピックの選手村。

大会終了後には、大規模マンション群「ハルミフラッグ」として生まれ変わる。

ところが...。

27日朝、フジテレビの「とくダネ!」に出演した小池都知事は、新型コロナ感染者が急増する中で、選手村を軽症患者の一時滞在施設として使用する可能性に言及した。

小池都知事「選手村は、ほぼ完成している棟もあれば、工事中もあります。これらは組織委の管理下にあります。むしろ、あれだけのものがあるのに、なぜ使わないという海外の声もあります。組織委の協力を得られればと思います」

選手村の開放を検討していたことを明らかにしたうえで、組織委員会への協力を求めた。

医療崩壊を防ぐ、緊急措置としての選手村開放。

しかし、マンション購入者の男性は困惑を隠せない。

ハルミフラッグ購入男性「マンションの形をしている建物を病院みたいに使えるのか。そのへんをふまえての対応なのか、疑問に思います」

およそ7,000万円で、2LDKの物件を購入済みの30代男性。

さらに、同じ購入者で知人でもあるという2児の母の女性は、より大きな不安を感じているという。

ハルミフラッグ購入男性「(購入した友人女性の)不安は僕より大きいかなと。(物件に)小中学校も併設されて、そこに子どもを入れるという想定で購入。入居はまだしも、小中学校が遅れるとかなり(打撃)。ローンの支払いを開始したまま、今の賃貸に住まないといけないかも」

小池知事の思惑どおり、コロナ軽症患者の滞在先として使われた場合、不動産価値などへの影響はないのか?

不動産価値にくわしい、近代ホーム・松本典朗社長「今回のケースですと、印象的にあまり気持ちのいい話ではないので、資産価値が下がる。資産価値が下がるとしたら1割前後」