「外に出てみたらパンクしてたと。こっちとこっち、2本ずつ」

タイヤがパンクさせられる被害に遭ったのは、福島・浪江町の瀧正晴さん。事件は8月13日の午前1時25分に起きた。

男は真っ先に家の前の車に…

現れたのは、目出し帽を被った1人の男。真っ先に家の前に止めてある車に向かうと…前輪と後輪2本のタイヤに何かを突き刺しているように見える。
わずか10秒程度での犯行だった。

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さらに…近くに止めていた軽トラックが映る防犯カメラの映像が、突然真っ白に。

瀧正晴さん:
このカメラに布のようなものを被せて。こんな感じでもう映ってないんです。それで多分、軽トラのところに行って、同じように前と後ろを刺して…

一夜で2台の被害…しかしパンク被害はこれが初めてではなかった。

瀧正晴さん:
1回だけ、敷地内に止めておいたんですよ。そしたらパンクしてて

(Q.夜中は門などはどういう状態で?)
瀧正晴さん:

施錠してあります。だから人は門からは入れないから、塀の低いところからじゃないかって

不安と恐怖で安心して眠れない日々…

2020年12月以降、被害は4台の車であわせて7回。
タイヤ10本の修理と交換にかかった費用は、15万円以上にのぼる。

被害に遭った家の周辺は、東日本大震災前は16世帯ほどが住んでいたというが、今は空き家が目立ち、ほとんど人の姿がない。

被害が相次いだことから、瀧さんは7月までに防犯カメラを設置。
日中、家の周りをうろうろしたり、塀の中を覗こうとする不審な人物が映ることもあったという。

瀧正晴さん:
町にも相談したんですよ。「こういうことがあったから、なんか手立てできないのか」って言ったら、「どうすることもできない、巡回を何回か多くしましょう」ということで

防犯カメラに犯行の様子が映っていた8月3日以降に被害はないが、瀧さんは不安と恐怖で安心して眠ることができないと話す。

瀧正晴さん:
(見た目)空気抜けてないと乗ってしまうでしょ。それで事故でも起こしたら大変な問題だよね。人命にかかわる問題で、それが一番怖いです。
針の穴みたいな細い穴なので、空気が一瞬で抜けるんじゃなくて徐々に何時間もかかって抜けるから、余計わかんないで走っちゃうんですよね

相次ぐ被害を受けて、瀧さんは警察に被害届を提出。警察が器物損壊事件として捜査している。

瀧正晴さん:
素直に自首してもらいたいなと思うね。そんなのいつまでやったって、お互い得する話じゃないじゃないですか

(福島テレビ)