サルが現れたのは福島県須賀川市の古舘地区。9月13日は住宅街の土手や屋根の上などでくつろぐ姿が確認された。一夜明けた9月14日、近くの小学校では全校児童が教師が見守るなか集団で登校。

須賀川市立阿武隈小学校・緑川喜久校長:「外での活動についてはこれから検討したいところですけれども下校面については先生と一緒に安全を守りながら下校させたいなと思っています」

9月13日は半径2キロ圏内を移動していたとみられるサル。屋根のうえにしばらく居座られた住民は遭遇したときの様子をこう話す。

西間木麻奈香さん:「もうほんとに私と近いくらいですね。(どれくらい?)1メートルくらい。結構大きかったです。(小学)3年生くらいの大きさはしてました。」

襲われることはなかったが2階のベランダでは・・・

被害にあった家族:「ちょうどそっちの家に上がっていったときに(ベランダに)おしっこあるのを発見したのですぐ洗剤つけて洗いました。ちょっと大きめのサルなのでこわいですよね。」

川沿いをつたい山から住宅地に迷い込んだとみられるサル。その理由について専門家は・・・

福島大学農学群食農学類・望月翔太准教授(野生動物管理学・景観生態学):「いわゆる離れ猿として一匹、もしくは雄の集団だけで生活する過程で市街地に入ってしまうということはこれまでもしばしば見られたことです。新しい群れがいないかなとか美味しいごはんが無いかなって探しながら気づいたら住宅街になるという形だと思います。」

サルは人に慣れていくと行動がエスカレートし凶暴化することもあるということ。

9月14日も別の場所で目撃情報が寄せられ地元の猟友会などが警戒にあたった。

佐藤弘崇記者:「近隣住民の話によりますときょう午前8時ごろあちらの栗の木のてっぺんでサルを目撃したということです」

サルを目撃した車田安信さん:「何かすごい揺すりだったからガサガサガサってそしたらあそこにいて俺のこと見てた」

目撃されたのは山の近くで、サルはそのまま山に戻ったとみられる。

<野生の猿が出没した際に気を付けるポイント>

1.家の中に入られないよう戸締りを確認。サルは器用に窓を開けるため、施錠を忘れずに!

2.むやみに騒がないこと。サルを刺激するばかりでなくサルが逃げ場を失ってしまい逆に住宅地に留まることが。なかなか逃げず問題が長期化する可能性がある。

3.食べ物を与えない。サルがおとなしいと可愛いと思って餌をあげてしまうことはNG。人間の食べ物に執着して襲われる危険がある。ペットフードも外に出さず片づける。

4一人で行動しないこと。人が大勢いるとサルは恐れるが一人で食べ物を持っていたりすると奪おうとする危険がある。学校は集団下校等の措置を取る。