県は、承認書に記載のない添加剤を用いて医薬品を製造するなどしていた上市町の北日本製薬に対し、安全性確保などに違反があったとして業務停止などの行政処分を行いました。

県厚生部によりますと、北日本製薬は、製品名「防風通聖散料エキス錠 東亜」などを、承認書と異なる量の添加剤や記載のない添加剤を用いて製造し、承認書どおりの使用と虚偽の記載をしていたものです。

また製品名「温経湯エキス顆粒KM」の出荷後に、長期安定性試験において規格不適合となったものの、回収などの適切な対応を行っていなかったなどとしています。

県は、医薬品などの品質、有効性や安全性確保などに違反があったとして、16日から、製造業として26日間、製造販売業として28日間の業務停止とし、併せて業務改善命令の行政処分を行いました。

違反は、今年6月、県の立ち入り検査で発覚したもので、医薬品メーカーの業務停止処分は今年2例目となります。

県によりますと、該当の商品は、すでに自主回収済みで、これまでに健康被害の報告はないとしています。