日本の主権をあざ笑う行為を許してならない

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オオシバくん:
国外逃亡したゴーン容疑者に逮捕状が出たね。

平松デスク:
そう、事件はまだ終わっていないんだよ!
ゴーン容疑者はあの楽器の箱に入って、不法に外国に出国した疑い。
また、この不法出国を手助けしたとして、元グリーンベレー隊員のマイケル・テーラー容疑者ら3人も、犯人隠避などの疑いで逮捕状が出たね。
捜査の主体は、東京地検特捜部。
『どうせ逮捕できないのに、逮捕状をとるのは検察のパフォーマンス』と報道されていたけど、それは、ちょっと的外れだと思う。
確かに、今のところゴーン容疑者を逮捕できるメドは全く立っていない。
一方で、逃亡劇を手助けしたテーラー容疑者ら3人については、何が何でも逮捕状をとる必要がある。

3人はアメリカ国籍だ。
日本は、アメリカとの間で犯罪人引き渡し条約を結んでいる。
もしも、3人がアメリカの捜査当局の網にひっかかったら、この3人の身柄が日本側に引き渡される可能性は十分にある。
3人はずっと海外にいる訳だから時効は成立しない。

日本の捜査当局は、アメリカ側に頭を下げてこの3人を何年でも何十年でも追い続けてもらうべきだ。
日本の主権をあざ笑うような行為を許してはいけない、と思う。

裁判所も弁護士もなぜゴーン容疑者のパソコンを守るのか

オオシバくん:
一方で、ゴーン容疑者のパソコンをめぐって揉めているみたいだね。

平松デスク:
保釈中に、ゴーン容疑者が使っていたパソコンは、今も弘中事務所にある。
検察はこのパソコンを押収しようとしたのに、弘中弁護士はパソコンの提出を拒否したんだ。
そもそも、これまでの捜査では、ゴーン容疑者とテーラー側が弘中弁護士の事務所で面会していたことも判明した。
ここで、逃亡について話し合われた恐れもある。
にもかかわらず、東京地裁はこのパソコンの提出を命令しようともしないんだ。
これは何かがおかしい。

個人的な感想を言わせてもらうと、裁判所も弘中弁護士もゴーン容疑者にコケにされているでしょ。
何とか保釈を認めてあげたのにあっさり逃げたんだから。
にもかかわらず、なぜそこまでされてゴーン容疑者のパソコンを守る必要があるのか?
検察の肩を持つつもりはないが、これでは裁判所と弁護士が一緒になって捜査妨害をしているような印象すら受ける。
まずは、裁判所と弁護士は自分たちの判断に問題なかったのか検証し、その上で、ゴーン容疑者の身柄拘束、手助けした男達の逮捕に全面的に協力すべきだと思う。

【解説:フジテレビ 社会部デスク 平松秀敏】