政府はワクチン接種の進み具合にあわせ10月以降緊急事態宣言が出ている地域でも順次、行動制限を緩和する方針を固めました。

例えば感染対策を講じた飲食店では、宣言下でも酒類の提供が可能で営業時間も延長できます。

また、ワクチン接種や陰性証明を条件に4人までなどとする人数制限も緩和されます。

大規模イベントについても感染対策を講じた上で、宣言下では5000人までとしている人数の上限を緩和するとしています。

また県境をまたぐ移動もワクチン接種を終えた人は自粛要請の対象外とします。

この行動制限の緩和について街の声は・・・

県民「県外移動はまだ自粛すべき段階ですね」

別の人「一時的なことですよねワクチンは。だから証明書がどこまで有効なのか分からないと思います」

別の人「ワクチンを打ったらイベントに参加して良いですよとしてくれた方が安心するかなと思います」

浜松医療センター感染症特別顧問・矢野邦夫医師に聞きます。

Q行動制限の緩和について街の声もさまざまで、時期尚早という意見もありますが、どう考えますか。

矢野邦夫医師:

「行動制限の緩和はさまざまな条件付きで行う。コロナ前の状況に戻るわけではないので、そこを皆さんも理解してもらい、ある程度の行動制限を緩和することになると思う」

Q行動制限の緩和にはワクチンの接種が進む必要がありますが、一方でヨーロッパなどではすでに3回目のワクチン接種が進められています。3回目のワクチン接種、いわゆるブースター接種についてはどう考えますか。

矢野邦夫医師:

「3回目接種はぜひとも必要だと思っている。これまで成人にA型、B型の肝炎ワクチンをうってきたが、それはすべて3回接種。1回打って3カ月後と6カ月後、3回うつことでぐっと免疫があがる。今回のコロナは2回にもかかわらず効果があり驚いたが、3回うつとかなり免疫があがる。3回接種はぜひお願いしたいと思う」

Q世界的にワクチンの争奪戦が激しくなり、途上国にいきわたらないという指摘もありますが。

矢野邦夫医師:

「今後は遺伝子組み換えのたんぱくワクチンなど新しいワクチンがでてくるので、こちらの方が、ブースターだとか毎年うつワクチンに適していると思う。いろいろな種類のワクチンが増えることで対応できると思う」