敦賀市の青果市場に設置されている人気コーナー。捨てられていた食品が人気者になっている。小松菜30円、ミニトマト2パック100円、いずれも破格。これまでは食べられるのに捨てられていた野菜や果物。食品ロスを減らそうというこの「フードロス」コーナーは開設から1年で、人気コーナーになった。

並べられた青果はどれも破格。フードロスコーナーは、敦賀市の公設市場で青果の卸売をしている敦賀合同青果が始めた。

きっかけは2020年の春、コロナ禍で敦賀市などが行った支援事業に協力したことだった。常連客も増えてきたことから、より買い物を楽しんでもらいたいと、市場に集まる安くて旬の品や、敦賀の地場野菜のコーナーも設置し、売り場を広げていった。そして、その日並べられた商品を動画で撮影し、SNSに毎日アップするようになると、主婦たちの間でも一気に広がっていった。

今やフォロワー数は1500人以上に。これまでは廃棄していた多くの野菜や果物が、市民の間では「宝の山」に映っている。