福岡市博多区の店舗で事務所を荒らされる事件が起き、現金50万円が盗まれた。その犯行の一部始終を店内の防犯カメラが捉えていた。

迷うそぶりなく…早朝5時の金庫泥棒

入り口のカーテンから顔を出し、店内の様子をうかがう男。これは8月29日、福岡市中洲の店舗に取り付けられた防犯カメラの映像だ。

防犯カメラ映像(8月29日 福岡市中洲の店舗)
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男は、暗い店内できょろきょろしながら「人がいない」と判断したのか、迷うそぶりもなくフロントの中へ向かった。

そして、次の瞬間、店の金庫を盗んだ。

店の金庫を持ち出す男

男は急ぐ様子もなく、金庫を右手に持ったまま堂々と入り口から出て行った。わずか2分の犯行だった。

被害を受けた店・田中太店長:
ここに廊下があって、この裏に金庫が置いてあるんですけど。事件当時も同じ場所に金庫が置いてあった状態です。そのまま持って、盗られたという感じですね

被害を受けた田中太店長

防犯カメラの記録を見ると、男が侵入してきたのは早朝の午前5時ごろだった。

従業員はすでに帰った後だったが、毎日この時間に店の備品の交換があり、出入り業者のために鍵は開けたままにしてあった。

――犯人の顔に見覚えは?

被害を受けた店・田中太店長:

全くないですね。たまたま来て、スタッフがいないって分かって、そのまま金庫を盗ったのではないかな

盗まれた金庫の中には、従業員の給料など現金約50万円が入っていたという。

同一人物か 直前に周辺で同様手口の事件

そして、事件発生から2時間後…

テレビ西日本・城谷陽一郎記者:
お店から約100メートル離れた川で、盗まれた金庫と思われるものが見つかりました

発見時、金庫は扉が開いた状態で、中に現金は残っていなかった。

現金が持ち去られた金庫

被害を受けた店・田中太店長:
コロナ禍でやっぱり人も減っている中で、50万円というのも自分たちにとっては大金なんですけど、知らない人にパッと持っていかれるというのは、正直むかつきますね

捜査関係者によると、中洲ではこの事件の直前に同様の手口で数万円が盗まれる事件が起きていて、警察は同一人物による犯行も視野に男の行方を追っている。

(テレビ西日本)