「100カ月連続NO.1」キャバ嬢 起訴内容認める

自らを「100カ月連続でナンバーワンのキャバクラ嬢」と称して、SNSで活動していた「桜井野の花」こと、渚りえ被告(32)。

風俗店営業の許可を得ずにキャバクラ店を営業した、風営法違反の罪に問われている。

9月1日の初公判には、金髪に黒のマスクを着け、黒のワンピース姿で入廷し静かに着席。裁判長から「被告人は証言台まで」と言われると、渚被告は戸惑った様子で証言台に向かった。

検察官が起訴状を読み上げ、「起訴内容に間違いはありませんか?」と問われると、はっきりした口調で「間違いありません」と述べた。

渚りえ被告は、今年5月、警視庁に逮捕された(新宿警察署)。
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渚被告「罪の意識なく、月5万円で名義借りを・・・」

検察官の証拠の開示手続きが続く中、渚被告は手を膝の上に置き、視線をまっすぐ検察官の方に向けて、時折「うんうん」と頷くように話を聞いていた。

被告人質問で再び証言台に立った渚被告は、検察官に、なぜ風俗店営業の許可を得なかったのか問われると・・・

渚りえ被告:
10人に聞いたら、10人に(無許可の営業をした方が良いと)言われていました。私は時間外営業をしていて、警察への出頭も多いので、手間と思っていました。他のトラブル対応のことも考えると、申請を出した名義人が対応することになるので、別の名義人を立てた方が良いと思いました

証言台に立った渚被告は「罪の意識なく、月5万円で名義人を・・・」と供述

渚りえ被告:
歌舞伎町の風俗店を経営している人も、皆そう言っていました。罪の意識なく、月5万円で名義人をやってもらっていました。

「今後も歌舞伎町で仕事を?」と問われ 渚被告「はい」と断言

一方、渚被告は「従業員が逮捕されて迷惑をかけた」と述べるも、検察官に「今後も歌舞伎町でやるつもりですか」と問われると「はい」とはっきりした口調で答えた。さらに、法廷では、次のように語った。

渚りえ被告:
留置されている間に、警察の方に合法的に携われる方法を指導いただいたので、それに沿ってやっていくつもりです

今年1月、警視庁は歌舞伎町の店舗を家宅捜索。機動隊員も投入された。

懲役6カ月求刑で即日結審、最終意見陳述では反省の言葉も

検察側は論告で、懲役6ヵ月、罰金100万円などを求刑。

一方、弁護側は、名義を借りることへの罪の意識が希薄だったこと、罪を認めて反省していることなどを理由に「才能あふれる1人の女性経営者に、再び才能を開花させる機会を」などと情状酌量を訴えた。

最後の意見陳述で、渚被告は、次のように反省の言葉を口にした。

渚りえ被告:
私の今回の事件をきっかけに歌舞伎町をはじめとする風俗店営業を、名義貸しが悪いと周知され、撲滅されることを願っています。この度は申し訳ございませんでした。二度と罪を起こさないよう約束します

裁判は即日結審し、判決は9月8日に言い渡される。

(フジテレビ社会部・司法クラブ 熊手隆一)