プレスリリース配信元:株式会社コロンブス

~鳥取県米子市 島根県津和野町、美郷町 兵庫県多可町 コロナの次の対策へ~

株式会社コロンブス(本社:鳥取県米子市、代表取締役社長:増田 紳哉)が開発したフレイル早期発見システム「ASTERII」や「ASTERII啓発版」を活用し、新型コロナウイルスのワクチンの集団接種会場で、高齢者を対象としたフレイル度チェックを実施した。コロナ禍で3密回避や自宅待機で運動や社会活動の機会が制限されフレイル化が加速したり、認知機能が低下することが報告されている。しかし、コロナ禍において高齢者の健康状態を幅広く短期間に把握することは困難な状況にある。そこで新型コロナワクチンの集団接種会場に多数の高齢者が自主的に来場することに注目し、これらの方々を対象とすれば効果的な調査を実施することが出来ると考え実施した。 実施した自治体:鳥取県米子市、島根県津和野町、島根県美郷町、兵庫県多可町


【URL】https://columbusegg.co.jp/aster2

                  米子市ワクチン集団接種会場


                津和野町 フレイル度チェック風景

型コロナワクチンの集団接種会場でのフレイル度チェックの目的
サロンや予防教室の中止も相次ぐ昨今、コロナ禍の外出等自粛に伴う運動不足や社会参加の制限により、フレイル等の進行など高齢者への健康二次被害が懸念されているため、高齢者の健康状態の把握は重要である。そこで新型コロナウイルスワクチン集団接種会場にて、接種後の経過観察時間を活用し、フレイル度チェックを実施。個人へのフレイル予防の啓発に加え、高齢者への影響を調査・分析することを目的とした。

※フレイルとは
Frailty(フレイルティー)という英語に由来し、加齢と共に、心身の活力が低下し生活機能に問題がでてくる状態であり、要介護になる一歩手前の段階です。厚生労働省、全国の自治体ではこのフレイルへの対策に力を入れています。


米子市 実施概要
鳥取県米子市では、高齢者対象のワクチン集団接種を令和3年5月~8月で実施。集団接種をする約16000人を対象に基本チェックリストによるフレイル度チェックを行い、約10150人の回答を得た(有効回答数は約8160人)。その判定結果は後日郵送で返送した。
※本記事の集計は有効回答数約8160人のデータを利用している。
結果表の返送により、高齢者からの取り合わせや相談の連絡等が寄せられ啓発効果が見受けられた。
❖集団接種会場参加者数:約16000人
❖フレイル度チェック回答者数:約10150人
❖有効回答者数:約8160人
※有効回答者数とは:フレイル度チェック(基本チェックリスト)に全問回答した65歳上の高齢者

津和野町 実施概要
島根県津和野町では、令和3年4月~6月の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場と特定健診会場来場者、合わせて466人にASTERII(啓発版)によるフレイル度チェックを実施。
❖フレイル度チェック回答者数:466人

《美郷町 実施概要》
島根県美郷町では、令和3年5月~7月の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場でASTERII(啓発版)によるフレイル度チェックを実施。
❖フレイル度チェック回答者数:41人

《多可町 実施概要》
兵庫県多可町では、令和3年6月~7月の新型コロナウイルスワクチンの2回目の集団接種会場の経過観察時に、基本チェックリストによるフレイル度チェックを実施。要介護認定を受けていない人、月1~2回のデイサービス等に通っていない人、いきいき百歳体操に参加していない人を対象に856人が回答。ASTERIIによるフレイル度判定を実施し、その判定結果は後日、フレイル啓発や百歳体操などの教室の案内を郵送で返送した。今回フレイル度判定した高齢者の中で、「フレイルの疑いあり」と判定された方は、短期集中予防サービスへお誘いし、フレイル予防の一つとして取り組んでいきたいと考えている。
❖フレイル度チェック回答者数:856人

―――《集計結果》―――
◆【米子市】【津和野町】【多可町】集計データ
約半数がフレイル状態
フレイル、プレフレイルを合わせたフレイル状態の人の割合は、米子市で44%、津和野町で51%であり、半数近くがフレイル状態であると言える。また、米子市は2019年度からモデル事業地区としてある1地区の高齢者にフレイル度判定を実施しており、その当時の結果と比較すると、今回の集団接種会場で集計した割合と類似していることがわかった。また、多可町と米子市の割合は近い数値となったが、津和野町でやや高い傾向が伺われた。

◆【米子市】【津和野町】【多可町】集計データ
《81歳以上から、フレイル状態と健康状態の割合が逆転》
年代ごとのフレイル度の割合は、80歳までは「健康状態」の人の割合が最も高く、次いでプレフレイル、フレイルの順で割合を占めているが、米子市、津和野町共に81歳以上を境にフレイル、プレフレイルを合わせた「フレイル状態」の人が、「健康状態」である人の割合を超えていた。米子市では、86歳以上から、フレイルとプレフレイルの割合も逆転し、フレイルの人の割合が増えている。津和野町では、81歳以上のプレフレイルの出現率が米子市と比べると高い傾向を示している。多可町では、76歳以上を境に「フレイル状態」の人が「健康状態」の人を上回っているが、76~80歳の層よりも81~90歳の層の方が、フレイル、プレフレイルの割合が減少している。しかし、プレフレイルよりもフレイルの人の割合が増えている。
このことから年代が高くなるにつれてフレイル状態が進行した人の割合も増えていく傾向が伺われた。
※ワクチン接種会場という特性上、年代が高い人の接種人数が少ない傾向にあることから、全域調査をした場合の結果とは異なる可能性もある。
※多可町の90歳以上でプレフレイルが100%となっているのは、母数が少ないことが原因と考えられる。

◆【米子市】集計データ
《転倒に対する不安、外出回数の減少》
フレイル度チェックの判定として、厚生労働省が推奨する基本チェックリストを利用した。全25問のうち、運動器を問う質問10「転倒にたいする不安は大きいですか」という問いに「はい」と回答した人の割合が33%と最も多かった。同じく運動器の質問6「階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか」に「いいえ」と回答した人は25%だった。
また、質問10に次いで割合が多かったのは質問17「昨年と比べて外出の回数が減っていますか」という問だった。これはコロナ禍の外出自粛も大きく影響していると考えられる。さらにうつ傾向を問う質問23「これまで楽しんでやれていたことが今ではおっくうに感じられる」、質問25「わけもなく疲れたような感じがする」で「はい」と回答した人の割合と、生活全般を問う質問4の「友人の家を訪ねていますか」で「いいえ」と回答した人が20%を超えていることが注視される。

米子市の質問別回答割合(ネガティブの回答)をみると、質問10「転倒に対する不安」が33%と最も高く、次いで高かった質問17「外出の減少」が31%であった。
年代別に見ると、年代が上がるにつれて割合も増加する傾向が伺える。



【会社概要】
会社名:株式会社コロンブス
所在地:鳥取県米子市西福原4丁目11-31
代表者:増田紳哉
設立:2019年9月21日
URL:https://columbusegg.co.jp

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