青梅マラソン開催…新型コロナウイルス対策は?

日本でも感染者が増え続けている新型コロナウイルス。
感染拡大に伴い大勢の人が集まるイベントの中止が相次いで発表されている。

新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、2月23日の天皇誕生日に予定されていた皇居での一般参賀を中止すると発表した。不特定多数の人たちが密集する特殊な状況に鑑みて、午後の一般記帳を含め、一般参賀の中止を決めたという。

アイドルグループの「嵐」も、新型コロナウイルスの感染が拡大している影響を受け、2020年に予定していた中国・北京でのコンサートの開催を断念すると発表した。

また、3月1日に開催予定の東京マラソンも、約3万8,000人が見込まれていた一般参加者の出場を取りやめ、エリート選手のみでマラソンを実施することが決まった。

このように大勢の人が集まるイベントが次々と中止になる状況にあり、参加予定だった人たちにとっては仕方がないこととは言え、残念な気持ちもあるだろう。
(【関連記事】新型肺炎の影響で約7万人来場イベント「CP+2020」が中止に…マスクと消毒液の確保が見通せず

「青梅マラソン」は16日に開催

そんな中、2月16日、東京都青梅市で青梅マラソンが開催された。青梅マラソンは30キロの部と10キロの部があり、両方合わせて定員1万9000人のマラソン大会で今年で54回目の開催となった。

東京マラソンは一般参加者の出場取りやめを決めたが、青梅マラソンではどのような対策がされていたのだろうか。

30kmの部受付場所の河辺小学校校門(16日)

青梅マラソンのスペシャルゲストとして来場した高橋尚子さんは、さまざまな大会でハイタッチをして多くのランナーを激励するが、青梅マラソンの参加者によると、今回は主催者判断でランナーとのハイタッチを自粛していたという。

感染を防ぐために他にはどのような対策がされていたのだろうか。青梅マラソン大会事務局にお話を伺った。

注意喚起にマスク、消毒液の準備

ーー青梅マラソン開催に向けて新型コロナウイルスの対策は何かした?

参加者、スタッフへの注意喚起、スタッフへのマスク、各所への消毒液等の準備をしました。新型コロナウイルスと疑わしき方への対応策を東京都福祉保健局と打ち合わせて事前に決めておきました。


ーー大会当日は新型コロナウイルス対策にどのような物を用意した?

マスク、消毒液を用意しました。


ーーランナーには新型コロナウイルスについて何か注意喚起をした?

大会HPで注意喚起をしました。

JR河辺駅前

ーー運営者の方たちは当日、どのような対策をした?

マスクの着用、消毒液の使用、手洗いの励行、一部スタッフのゴム手袋の着用をして対策をしました。

ーーマラソン中の食べ物や飲み物を受け渡す際にこれまでと異なる対応をした?

マスク着用の徹底をしました。


青梅マラソンの公式サイトでは、2月5日に「新型コロナウイルス感染症への対応について」と題し、開催に向け準備中とした上で

「大会開催中につきましては、全スタッフにマスクを配布するとともに、消毒薬(エタノール)を救護所などに用意し、感染症予防対策を実施する予定です。
参加ランナーをはじめ関係者の皆様におかれましても、公的機関からの正確な情報の入手や、咳エチケットなど感染対策に努めていただき、万全の御準備をお願いします。」

と、対策と参加者への注意喚起をしていた。

人が多く集まるイベントでやっておいた方がいいことは?

ーー大会が終わって、新型コロナウイルスの対策における課題は見つかった?予定通りの対応はできた?

参加者、スタッフへの対応は予定通りに実施できました。


ーー他にも多くの人が集まるイベントがあると思うが、これはやっておいた方がいいと思ったことはある?

参加者へは咳エチケット、消毒、手洗いの励行の注意喚起をすることです。ゲスト来場の場合は可能な限り、ゲストと参加者(観戦者)との接触を制限する必要があると思います。

30kmの部受付場所の河辺小学校グラウンド(16日)

新型コロナウイルスが新たな局面に入ったと言われる中で、大勢の人が集まるイベントを開催するかの判断は難しくなってきており、主催者側も頭を悩ませる日々がしばらく続きそうだ。

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