厚労省がイベント開催に関する声明

感染拡大が続く中、厚生労働省が2月20日夜に出したイベント開催に関する声明。
主催者などに対して「開催の必要性をあらためて検討」することを求め、現時点で、政府としては「一律の自粛要請は行わない」としている。

その上で、予防の工夫として、手洗いの推奨、アルコール消毒薬の設置、風邪のような症状のある人には参加をしないよう依頼するなど、感染が拡大しない“工夫”を求めるにとどまっている。

各イベントの対応は

そうした中、Jリーグは、今後の開幕戦は予定どおり開催すると決めた。
Jリーグでは、2月21日から23日までのJ1、J2の開幕戦について、万全の対策を講じたうえで、予定どおり実施する方針を明らかにした。
ただし、今後の感染の拡大状況に応じて、日程変更や無観客での試合実施も視野に入れるほか、屋外より感染のリスクが高いとされる屋内施設の札幌ドームでの試合については、状況によっては、会場などの変更を検討するという。

一方で、すでにイベントの中止の決定や対応の変更が相次いでいる。
桜の季節を前に、中目黒駅前商店街組合は、4月5日に行われる中目黒の桜まつりのイベントの自粛を検討している。
ただし、毎年300万人にものぼる目黒川沿いの花見客については、自由に訪れるために対応は難しいとしている。

また、リクルートキャリアは、あわせて3万~5万人の来場が見込まれていた、3月末までの就活合同説明会などの開催を中止することを決定している。

さらに、大学など学校行事にも影響が出てきている。大分県にある立命館アジア太平洋大学は、3月の卒業式と4月の入学式の中止を決定した。

また、北海道・函館市では、22日から行われる予定だったグルメイベント「はこだてフードフェスタ」が中止になるなど、影響は全国各地に広がりつつある。

厚労省の指針に具体的な内容がなかったことで、イベントの開催については、今後、主催者側が対応に頭を悩ませる事態が続くとみられる。

(Live News days 2月21日放送分より)