「野党が寝る」とは

今週の平井事典は「審議拒否」。

国会で政府与党の答弁が誠実でないと野党は審議拒否をする。我々の質問にマジメに答える気がないなら審議には付き合えませんよ、と。これを、野党が寝る、もしくは寝た、と言う。

現在のように与党が衆参で過半数ある場合は野党抜きで審議をする時もあるが、そうするとメディアが「数の横暴」と怒るので、大抵の場合、政府与党が謝罪とか発言撤回とかして、野党は審議に復帰する。これを、起きる、という。

野党が一時審議拒否した2月18日の予算委員会

国会に出ない議員には給料を払えない

まれに、野党が寝ても与党が謝らない事がある。これは面倒だ。野党は起きられなくなってしまう。そういう時、野党の国対委員長は、与党の国対委員長の携帯に電話して「そろそろ起こしてくれない?」と頼むこともあるそうだ。

もちろん自民党も野党時代には審議拒否をしていた。しかし昔に比べて審議拒否は減った。支持者からの抗議が多いからだ。確かに国会に出てこない議員に税金から給与を払うのはおかしいよね。

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【解説:フジテレビ 解説委員 平井文夫】

【表紙デザイン:さいとうひさし】