東京・港区の白金高輪駅で起きた“硫酸”事件で、指名手配されていた花森弘卓容疑者(25)が、逃亡先の沖縄県内で身柄を確保され、傷害の疑いで逮捕された。花森容疑者は、沖縄県内の大学に通っていたとの情報もあり、土地勘があるとみられる

逮捕された花森弘卓容疑者(25)
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花森容疑者は、今月24日夜、白金高輪駅のエスカレーターで、22歳の会社員の男性に硫酸とみられる液体をかけて、ケガをさせた疑いがもたれている。男性は、顔などをヤケドしていて全治半年の重傷。この事件では、床にこぼれた硫酸に足を滑らせた女性もヤケドをしている。

 調べによると、花森容疑者は、事件当日、自宅のある静岡県から上京し、被害者の男性の会社がある赤坂見附へ移動。会社付近から、男性の跡をつけて、白金高輪駅で犯行に及んでいる。その日のうちに、花森容疑者は、新幹線で静岡に戻り、帰宅。翌25日に、静岡駅から電車に乗り逃走したとみられている。

捜査一課は、27日、逃走中の花森容疑者の様子を捉えた、静岡駅の防犯カメラの画像などを公開し、全国に指名手配していた。

逃走中の花森容疑者を捉えた防犯カメラ画像(25日・静岡駅)

花森容疑者は、被害者の男性と同じ大学の出身。花森容疑者が、男性の先輩だったことが分かっている。2人が通っていたのは沖縄県内の大学との情報もあり、花森容疑者は、沖縄県に土地勘があるとみられる。2人の具体的な接点などは明らかになっていない。
捜査一課は、今後、花森容疑者の身柄を東京に移送し、動機などを追及する方針。