”ゼロ岩手”当時の心がけを 櫻井滋委員長「感染爆発を防ぐため外出減らして」<岩手県>

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デルタ株の広がりを背景に、岩手県内の患者数も先週まで急拡大してきたが、県の新型コロナ対策専門委員会の櫻井滋委員長は「感染爆発を抑えるには、一人ひとりが外出の頻度を減らすことが重要」と呼びかけている。

県 新型コロナ対策専門委 櫻井滋委員長

「これから盛岡、岩手がどこに向かうかというと、実はこの場所にいます。"累乗"と言いますが、倍々ではなく指数関数的に増える段階に入っていきます。何もしなければの話ですが、感染者が本当に爆発的に増えます」

櫻井委員長は「スペインかぜなど過去の感染症の例に照らすと、岩手もこれからさらに急激に患者が増えるおそれがある」と懸念を示したうえで、「一人ひとりが不要不急な外出を減らし、ウイルスに出会う確率="曝露確率"を下げることが、今最も重要」と指摘する。

県 新型コロナ対策専門委 櫻井滋委員長

「一番大きいのは"曝露確率"が増えていること。つまりマスクをしようが、手を洗おうが、何度も何度も外に出ることが(感染拡大の)一番大きなファクター(要因)だろうと思います。(他の人と)離れていても100回外出すれば曝露確率が上がるという考え方です。そして密着すれば一度でもうつる。"ゼロ密"にしなければならないということです。1密ならいい、2密ならいいということではなく、ゼロ密にする」

櫻井委員長は国内での感染者確認から半年間、岩手が全国で唯一ゼロの状態を続けていた当時の心がけを思い出してほしいと呼びかける。

県 新型コロナ対策専門委 櫻井滋委員長

「"ゼロ岩手"・"岩手ゼロ"と言われたあの奇跡の時期です。"ステイホーム"というキーワードになりましたけれど、誰も出歩いていなければ、ウイルスがいようがいまいが、うつる人は増えないわけですので。あの時に戻ることができれば、今のように"ウイルスだらけ"の世界でも波は減ります」

また、ワクチンを打っている人でも感染する可能性があるため、ワクチンが十分に行き渡るまでは、そうした心がけが全ての県民に求められると強調する。

県 新型コロナ対策専門委 櫻井滋委員長

「ワクチンがすでに行き渡るべき時期に来ているんですが、(接種率が)50%を超えない状況ですから、まだブレーキを離すべきではない。打った人は(感染しても)症状が非常に軽いので、どうしても他の人に"うつす側"に回ってしまいがちだということから、ワクチンを打ったから(不要不急な)外出をしてもいいということではない。ただ、集まらざるを得ない集合があったとしたら、(今は)ワクチンを打った人だけで構成すべきだろうと。実はワクチンを打った同士ではうつし合いはほぼないと考えられますから。来年の今頃はその日がくることを願いながらお話ししています」

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