「何かしでかすんじゃないか」親戚が語る熊沢容疑者

東京・練馬区の専門学校生、谷口夏希さん(当時20)の遺体を車に遺棄した疑いで逮捕された熊沢義信容疑者(27)。

福島・いわき市で取材に応じた熊沢容疑者の親戚は、事件を起こす印象があったかとの問いに対して、「何かしでかすんじゃないか、ということはあった。何を考えているか分からないという…」と答えた。
そして、その犯行の詳細が徐々に明らかになってきた。

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谷口さんが行方不明になる前日の11月28日、熊沢容疑者は谷口さんが帰宅した数時間後に、1人でマンションを訪れていた。
それから数日後、12月2日にはレンタカーを借り、3日未明に布団で包んだ谷口さんの遺体をマンションから運び出し、車で立ち去った。

9日夜に、福島でレンタカーが発見されるまでの空白の6日間、熊沢容疑者はどのように行動していたのか。
その足取りの一部が判明した。

レンタカーで東京を後にした熊沢容疑者が立ち寄ったのは、長野県松本市。そこは、谷口さんの実家がある街だった。
警視庁は、熊沢容疑者が遺体を遺棄する場所を探していたとみている。

熊沢容疑者が乗ったレンタカーは、福島・いわき市の駐車場で捜査員によって発見された。
この時、車の助手席から、電源が切れた状態の谷口さんの携帯電話も見つかっていたという。
携帯電話を持ち去り証拠隠滅を図るとともに、電源を切って追跡を逃れようとしていたのだろうか。

約4ヵ月間  同僚だった2人の間に何が? 谷口さんは突然辞職

未だ明確になっていない熊沢容疑者と谷口さんの接点だが、2人が以前勤務していた飲食店の関係者が、12日にFNNの取材に応じた。

「特に親密という感じはなかった。2人は仕事として話をしていたとは思うが、記憶に残るほどのものはなかった」

(左)熊沢義信容疑者 (右)谷口夏希さん

熊沢容疑者は今年初めから働き始め、9月いっぱいで辞めたという。
関係者はさらに、熊沢容疑者の勤務態度についても言及した。

「態度の悪さや粗暴な態度、言動、自己顕示欲が出ていた。思い通りにならないと空気を壊すというか、そういうのがあった。やる気がないなら辞めてほしいと思っていた」

この関係者によると、店では今年6月ごろから谷口さんも働き始め、10月に店を辞めるまでの約4ヵ月間、熊沢容疑者と一緒に働いていたことになる。

谷口夏希さん

「(谷口さんが)辞めた理由は分からない。フェードアウト。特に理由を告げるとかではなく、連絡がつかなかった」といい、谷口さんの職場での様子については、「客とのトラブルもなかった。人受けがいいという印象」と話した。

この店を辞めた後、2人の間に何があったのか。
警視庁は熊沢容疑者を更に追及し、事件の詳しい経緯と動機を調べている。

(「プライムニュース イブニング」12月12日放送分より)