看板までそっくり、「韓国1号店」の投稿も

日本で18年間味を守り続けている、人気つけ麺店「つけ麺屋やすべえ」
この店に突如降りかかったのが、韓国による“パクリ疑惑”だ。

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つけ麺屋やすべえ広報・広根大資さん:
怒りというより驚きの方が強かったかなと思います。同じような問い合わせが非常に多かったので調べてみたところ、(韓国に)同じ店名の店があった。

魚、肉、それぞれの味が融合した絶品のたれが自慢で、店の名前が大きく書かれた看板が目印の「つけ麺屋やすべえ」。

東京都内の8店舗のみの展開のはずが、韓国・ソウルで見つかったのが、そっくりな看板を掲げる店舗だ。

そのロゴを見てみると、日本のものとほとんど同じに見える。

さらに、この店舗のインスタグラムを見てみると、ハッシュタグに「韓国」「本店」「1号店」の文字が確認できるなど、日本の「やすべえ」が韓国に進出したと匂わせるような内容となっている。

肝心のつけ麺も、日本のものと器の形や色までそっくりなものが出されていた。

本家側「無関係とアナウンスしてほしい」

J-POPが流れる店に取材を申し込んだところ「現在、責任者は日本にいて店にはいない」と拒否されてしまったものの、この“パクリ疑惑”については、現在韓国国内でもネットメディアを中心に報じられ、関心を集めているという。

実際に疑惑の店を訪れた客は…

“パクリ疑惑”のつけ麺を食べた女性客:
(疑惑のある店だとは)知らなかった。良くないと思う。

“パクリ疑惑”のつけ麺を食べた男性客:
名前が全く同じなの?守るべきところは守らないとダメ。

「つけ麺屋やすべえ」は「韓国の店は日本の店とは関係のない模倣店」と断言した上で、「お客様に誤解されないようにしたいというのが一番。混同しないように、韓国の模倣店の方から『やすべえとは違います』というようなアナウンスなどをしていただけると良いかと思っている」と話している。

(「Live News it!」2月10日放送分より)