8月19日午後1時から始まった、東京都議会。議場に入る議員の中に無免許運転で物議を醸す、木下富美子都議の姿はなかった。都議会初日の18日も最前列にある木下都議のネームプレートは横に倒されていた。

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木下都議は7月に行われた都議会議員選挙に、小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」から出馬して再選を果たした。

だが選挙期間中、無免許運転で交通事故を起こしていたことが発覚し、7月6日に党から除名処分が下された。

7月23日には都議会で辞職勧告が決議されたが、この決議に強制力はなく議員を続けている。

再選後も雲隠れを続け、説明責任を果たすことのないまま議員報酬や政務活動費として、月額約132万円が支払われている

静まりかえる事務所には“ある異変”が

東京・板橋区にある事務所はどうなっているのだろうか。取材班が訪れてみると…。

小澤陽子アナウンサー:
中から何も反応がないですね。誰もいないようです

事務所は無人のようだが、ある変化が見られた。

小澤陽子アナウンサー:
あちら、ポスターが剥がされた跡があるのがわかります

7月まで貼られていたポスターが剥がされ、左下の部分に緑色の切れはしだけが残っていた。

そんな木下都議に、地元の有権者からは厳しい声が上がっている。

板橋区民(50代):
(132万円は)高額ですよね。あり得ないですよね。辞職はもちろんだし、辞職しても返金はしてほしいです。

都議会の各会派からも怒りの声

雲隠れを続ける木下都議には、都議会の各会派も怒りを募らせている。

都議会 公明党 東村邦浩幹事長:
都民ファーストの会の今の執行部がしっかり本人に会いに行って、直接会って(辞職)勧告をしていかなきゃいけないと思いますし。知事も選挙の応援に入ったわけですから、やっぱり知事も会って辞職を勧告すべきだと思います。

都議会 自民党 小宮あんり幹事長:
一部の方とは連絡を取られているやに伺っておりますけれども。大変無責任なことだというふうに、私も本当に怒りを感じています。

都議会 共産党 大山とも子代表:
法律違反を犯したわけですから、辞職するというのが当然の責任です。

(「イット!」8月19日放送より)

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