ぼったくりキャバクラを”名義借り”で摘発

横浜の昔ながらの繁華街・伊勢佐木町周辺で、ぼったくりキャバクラが摘発された。風営法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍の施礼勇容疑者(47)。7月3日、横先浜市中区で、日本人の男から月5万円で名義を借りて、キャバクラを違法営業した疑いが持たれている。実は、この店は「ぼったくり店」として知られていた。

酩酊客を狙って誘い込み「身に覚えのない65万円の支払いが・・・」

施容疑者の店では、1人歩きの酩酊客を誘い込み、「ぼったくり」に及んでいたとみられている
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キッカケは、ある男性客から寄せられた「身に覚えなのない65万円ぐらいの支払いがある」との相談だった。施容疑者らが経営するキャバクラの実態は、すでに酒に酔って1人で歩いている男性を狙って、店内に呼び込み、高額な酒を注文させて、クレジットカードで支払わせる、いわゆる「ぼったくり」だった。頼んでいない酒が運ばれてきたり、同席した女性従業員らが注文するフリをして、その酒の代金まで支払わせていたとのこと。店の防犯カメラには、男性客が、酩酊状態で、カード支払いのサインをする姿が映っていた。

”ぼったくり相談”を受けて神奈川県警伊勢佐木警察署は、周辺捜査に着手。その結果、名義貸しが判明し、施容疑者の逮捕に至った。施容疑者は調べに対し「名義人と共同経営です」と容疑を否認している。

伊勢佐木署では、ぼったくりなど違法営業の撲滅を急いでいる

伊勢佐木町周辺の”ぼったくり被害”今年24件 

伊勢佐木署では、施容疑者が経営する、同じ横浜市中区の別の店でも、同様の手口で、「ぼったくり」営業に及んでいたとみて捜査。施容疑者に名義を貸していた日本人の男は容疑を認めていて、今後、書類送検する方針だ。
伊勢佐木署によると、周辺では同様のぼったくり被害の相談が、今年に入り、24件相次いでいて、違法な営業を行っている店の撲滅が急がれている。

フジテレビ社会部・神奈川県警担当 魚住菫

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