子供や高齢者など空港内で

ぱっちりおめめで走る、小さな車。

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成田空港で行われた自動運転モビリティ「RakuRo」を活用した実証実験。
お子さん連れや高齢者の方など、利用客の空港内の移動の乗り物だ。

付属のタブレットで行き先を押すと、自動で走行。
最高時速6kmと、人が歩くぐらいのゆっくりとしたスピード。

カメラやセンサーで、人や障害物を感知

もしも前方の人に接近すると、内蔵されたカメラやセンサーが、人や障害物を感知。
自動でよけたり止まったりする。

ANAイノベーション・KAIZEN部 達野直樹マネージャー:
特に高齢者とかは、飛行機に乗るよりも前の段階で、移動が大変だということで、旅行をちゅうちょする方もいると聞いているので、シームレスに移動ができれば、どんどん旅行に行こうと思う方も多いのではないか。

空港が抱える問題解決に?

エリアが広く、乗り継ぎの動線も複雑な成田空港。
今後、外国人観光客が増えた場合、空港スタッフが不足することも懸念されている。
小型モビリティが今後、空港が抱える問題解決に一役買うことができるのか、期待が高まる。

(「Live News α」2月28日放送分)