安倍首相と緊急会談を行った小池都知事。

今週末、隣接する県に都内への移動の自粛を要請するなど、爆発的な感染回避に向け、緊張が高まっている。

「きょうは47人という感染者を出している。これがまさに感染爆発、重大局面という認識を新たにした。感染源がよくわからないのは20人を超えている」と、記者団に語った東京都の小池知事。

都内で26日、新たに47人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、4日連続で1日あたりの最多人数を更新した。

こうした中、26日夜、小池都知事は安倍首相と会談。

水際対策強化やウイルス対策に取り組む全ての自治体への財政支援などについて、緊急の要望を行った。

小池知事「首都・東京を守ることは、国を守ることにもつながってくるので、この国難を超えていくためには、国としっかりと連携をしながら、国・政府のサポートをいただきたい」

この会談に先立って、政府は新型コロナウイルス特措法に基づく対策本部を設置。

この対策本部の設置で、緊急事態宣言の発出が可能となる。

一方、東京都が25日、発表したこの週末の外出自粛要請。

隣接する千葉、神奈川、埼玉の各県にも、次々と外出自粛要請の動きが。

千葉県・森田知事「都内への不要不急の外出を自粛していただきたい」

神奈川県・黒岩知事「外出の自粛を要請する」

埼玉県・大野知事「東京の状況と無関係とはいえない」

2015年の国勢調査によると、首都・東京に、通勤や通学のために訪れている人は、1日あたり、およそ290万人。

このうち、神奈川県からがおよそ106万人、埼玉県が93万人、千葉県が71万人で、隣接する3県で93.6%を占めている。

東京での感染拡大は、もはや対岸の火事ではない。

街では...。

横浜在住・都内勤務 IT関連(60代)「(外出自粛出したのは)正解ではないか。(都内の感染者数が)垂直に近い形に爆発。社長から電話連絡体制にしなさいと、あしたと土日は自宅」

都内在住・都内勤務 エンジニア(20代)「危機意識は持つべきかなと。ニューヨークの例を考えると、少なくても2週間前には(外出自粛を)出すべきだった」

こうした中、東京、神奈川、千葉、埼玉、山梨の知事が、26日夜、感染拡大防止のためテレビ会議を開催。

住民や企業に対して、人混みへの不要不急の外出やイベントの自粛などを呼びかける共同メッセージを取りまとめた。

小池都知事「東京都だけではできない。近隣の県の皆さんと一緒になってこれを成し遂げていかなくてはならない」

首都圏に外出の自粛の週末が近づいている。