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大型クルーズ船から続々と下りてくる外国人観光客。
沖縄県によると、昨年度沖縄を訪れた観光客の数は957万9000人で、初めて900万人を突破。
このうち外国からの観光客は、269万2000人で、過去最高を大きく更新した。

観光客数で沖縄が初めてハワイ超え

外国からの観光客は…
「ベトナムから来ました。沖縄で一番好きな所は宮古ですが」
「台湾から来ました。ここの人はすごく優しい。家族みたい」
「蕎麦だ。沖縄そば!グッド!最高!」

ビーチリゾートと言えば、“常夏”のハワイだが、なんと、1年間の観光客数で、2017年に沖縄は、そのハワイを初めて上回ったのだ。

飛行機やクルーズ就航増加でアジアの観光客増

沖縄の観光客数を押し上げた外国人観光客。
ある鉄板焼き店では、SNSなど口コミで外国人観光客が増えたという。

外国からの来店客は…
「韓国からです。おいしい、おいしいです」
「上海からです。おいしいです」

鉄板焼き「ししや」店主は…
「多いのは台湾、香港。特に船が入るじゃないですか、今日みたいな場合、その時なんかはワーッと増えます。お陰様で、一応助かってます(笑顔)」

いったいなぜアジアからの観光客が増えたのか。

富士ツーリスト営業部企画課の担当者は…
「飛行機の就航も多くなりましたし、クルーズの方も就航が多くなってますので、その影響で観光客が多くなっているのを実感しています」

シンガポール便など沖縄を発着する航空路線が増えたほか、クルーズ船が港に立ち寄る回数が増えたことなどが、その理由。

平均滞在日数や消費額はハワイの半分以下

外国人観光客の内訳をみると、台湾が30.2%、つづく韓国、中国などと合わせると全体の7割を超えている。
こちらの旅行会社では、中国語ができるスタッフを採用して語学力の向上を図っているという。


富士ツーリスト・沖縄旅行部の菅麗新さんは…
「毎日朝、中国語勉強しています」

念願のハワイ超えを果たし、観光客数で“世界水準”となった沖縄。
比べてみると、その人口はほぼ同じ。
しかし…、平均滞在日数は、ハワイが8.95日で沖縄は半分以下。
さらに平均消費額もハワイがおよそ19万6000円なのに対して、沖縄はおよそ7万5000円にとどまっている。

“世界のオキナワ”に向け、県は、今年度の目標を1000万人に設定。
さらに力を入れる方針だ。