マスク姿のために顔認証ができず、余計な手間がかかるという事態。

そんな中、中国では驚くべき新技術が登場した。

新型コロナウイルス対策として、今や見慣れた光景となったマスク姿の日常。

しかし、利用者にとっては、さまざまな不都合が。

20代「化粧が取れやすいこと」、「(待ち合わせで)誰だかわからなくて、結構目しか見えてないので、わからないっていうのはあります」

さらに影響は、わたしたちの生活になくてはならない携帯電話にまで。

20代「面倒くさいですよね」、「毎回こう(顔認証を使って)やるけど、認証されないから、毎回パスワード打って」

10代「携帯がすぐあかないです」、「顔認証ができないから、すごく面倒くさくなる。不便だなと思います」

マスク姿のために顔認証ができず、使用するのに余計な手間が。

今回の大流行により浮き彫りとなった、顔認証社会の死角。

しかし、その課題を克服する新技術が登場している。

マスク姿でも顔認証ができるという新技術。

開発したのは、日本同様ほとんどの人がマスク姿で過ごす、中国・北京にある企業。

中国でも増えている顔認証式のゲートで、マスクをした状態の人の顔も認識できるという。

あらかじめ登録さえすれば、マスク姿でも、目元の部分から顔を見分け、ゲートが開くシステム。

漢王科技 開発担当者・劉驍さん「新型コロナ感染拡大を防ぐために、非接触のマスク顔認証システムを開発しました」

担当者によると、マスク着用時の顔の認識率は90%ほど。

さらにこの新技術、本人確認だけでなく、感染防止に向けたチェック機能も備えていた。

マスクを外して近づいてみると、顔は認識されているが、マスクをしてくださいと表示をされて、ゲートは開かない。

本人であると認識したうえで、マスクを着けるように警告。

指示に従わないと、中に入ることはできない。

この会社では、顔認証とサーモカメラでの体温測定を一体化したシステムを開発中。

未知のウイルスとの戦いは、新たな対策ツールの開発競争も促していた。